デジタル・ヒューマニティーズ(071214)じんもんこん1日目終了2007-12-14

京大会館で13~14日かけての、シンポジウム「じんもんこん」(人文科学とコンピュータ)、第1日目は、無事に終わった。

朝一番で(自分の)発表。それから、午後は、ひとつのセッションの座長(司会)。質疑応答で議論が紛糾することもなく、また、誰からも質問がない、という状態は避けられた。

1件だけトラブルというべきは・・・発表者の一人が、マックを使用というこどだったのだが、それが、うまくプロジェクタとつながらない。数分間、ロスしてしまった。

2会場で並行して行っているので、時間は厳守。だが、後の発表者の人たちでどうにか調整ができたので、終了時間は、まもることができた。

あとの心配は、どれほど立命館GCOEの大学院生たちがきてくれていたか、ということ。あまり、会場(京大会館)のなかを見て回るという時間の余裕がなかったので、これが、よくわからない。(2~3人は、顔をみかけたが。)

とにかく、違った分野の研究発表に、直接、接するということは、非常に知的な刺激になる(その方法論や考え方への賛否は別にして)。そして、それを、今度は、自分の研究にどうとりこんでいくか。

今後に期待することにしよう。

デジタル・ヒューマニティーズ(071214)じんもんこん2日目も無事終了2007-12-14

「じんもんこん2007」の二日目も、無事に終わった。

今回の特集は、GIS。したがって、これに関連する発表は、連続して集めてある。それ以外が、他で、まとめられている状態・・・という、プログラム。

本来が、文献・言語をあつかっている人間である以上、どうしても聞いておきたい発表がある。そうなると、肝心のGIS関係の発表は、まったく聞けないまま、ということになってしまった。

ポスター発表でも、興味深いものがいくつかあった。やはり、演壇とフロアという関係での質疑応答とは違って、ある意味で、ホンネの部分にかかわる話しができたりする。

このような研究会に出席するのを続けていると、どうしても、それなりの人脈ができる。最初は、「いったい、この人は何を考えているんだろう」と、思った人とでも、何回か、発表を聞いたり、懇親会で話しをしたりすることを積み重ねていくと、理解できるようになる。

CH(じんもんこん)で、長く活動してきた人は、それなりのものをもっている。学ぶべき点が多いことに、いまさらながら気づく。

極論すれば・・・まだ、コンピュータに「ゆめ」をもとめている・・・そんな人間のあつまりなのかもしれない。「ゆめ」を語るエネルギーを、保ちつづけていきたいものである。