私的「じんもんこん2007」覚え書き(1)2007-12-19

今回(2007年12月13-14日、於京大会館)の「じんもんこん2007」について、私 の視点から、覚え書きを書いておくことにする。

まず、「じんもんこん」とは、「人文科学(じんもんかがく)とコンピュー タ」の意味。この分野に馴染んでいる人には、すでにあたりまえの用語である が、はじめての人にとっては、いったい何だろう、ということになるかもしれ ない。

12月13日、朝、7時半ごろ、家を出る。近鉄~京阪で、丸太町駅で降りて歩く。 朝、1時間目の授業に出るのであろうと思われる、京大の学生らしき、若い人 たちが多くいる。

9時ごろ、京大会館に到着。さっそく、ポスター貼りの手伝いをする。玄関の とびらとか、発表会場のドアとか、廊下の壁とか、適当に、A3サイズのポス ターを貼る。この日の京大会館では、他に、大きな学会などを、同時に開催し ていなかったので、迷うことはないだろう・・・と、思うことにする。

受付は、ちょっと手間取る。このシンポジウムは、毎回、開催主体が変わる (今回は京大、前回は同志社、次回は筑波大学)、そのためか、受付事務の方 式が、継承されていかない。

これが、私の所属でいえば、日本語学会(旧・国語学会)とか、訓点語学会で あれば、受付事務は、機械的に進行するようになっている。記帳・会費の払い 込み・懇親会のうけつけ、など。学会やシンポジウム開催という場合、意外と、 この種の事務手続きをいかに支障なく行うか、きわめて人間的な部分が重要に なる。事前申し込みなど、情報処理学会であるから、コンピュータ化していて も、最後の段階では、人間が出会っての対面の作業になる。とにかく、事前申 し込みしてあったことを確認して、自分の名札を受け取る。

このシンポジウム、私は、プログラム委員であるし、CH研究会の運営委員で もあるので、専用の準備室に、荷物を置く。2階の会場で、最初の発表である ので、まず自分のレッツノートを持って行って、接続テスト。会場では、すで に、パソコンとプロジェクタが設置してあったので、USBメモリに保存して 持っていったデータを利用することにする。自分の持参のパソコン(レッツノ ート)をつないでも、たぶん大丈夫なのだが、安全であるにこしたことはない。