学会と次の授業の準備 ― 2008-04-18
2008/04/18 當山日出夫
明日から、東京。日本アーカイブズ学会(学習院大学)。「デジタルアーカイブ論」というような授業を始めると、まあ、これは私の性癖かもしれないが、「そもそもアーカイブとは何であるか……」ということから、話しを始めることになる。
そうすると、いわゆるCH・DH(デジタル・ヒューマニティーズ)で考えている、「デジタルアーカイブ」とは、まったく異なる世界があることに気づく。これでは、相互に、意見のすれちがいがあっても当然、というふうに思えてもくる。
だが、そこのところを何とか、つなぐ努力をしないと、日本における「アーカイブ」も、また、デジタル・ヒューマニティーズの未来もない。「デジタルアーカイブ」を基礎づけるものとしての「デジタル・ドキュメンテーション」というようなことを考えている。デジタル化したときの、「エビデンス」(=証拠)を、同時に、どのように、デジタルで、記録するか、というようなこと。
ところで、週末が使えないと、次週の授業の用意ができない。次の、次の分まで、用意しておかないといけない。だからといって、外に出てまで、ノートパソコンを持っていって、仕事をしたくはない。とはいえ、なかなか、そうもいかなくなりそうである。
少なくとも、今回は、持っていかないことに決めた。
でも、5月の日本語学会の時は、どうしても持っていかないと。安岡孝一さんの、シンポジウムでの話しを聞きながら、自分のパソコンで表示の文字を見る、ということになりそうである。
當山日出夫(とうやまひでお)
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