新常用漢字:字体をこれから議論するなら ― 2008-05-14
2008/05/14
新常用漢字(案)には、いろいろいいたいが、現時点で、どうしても指摘しておきたいこと。
我が家は「朝日新聞」なので、「朝日新聞」に掲載の字(字体)についてである、という留保をつけたうえで。
「闇」が、「案」のSとAにはいっている。これは、明らかに、字体差(包摂できる範囲)、いや、明朝体としてのデザイン差である。この2字を掲載するのは、どう考えても無理がある。現行の常用漢字において、「音」について「ひとつの字体」しか、認めないなら。
なぜ、この2字が「案」の段階でふくまれているのか。いくら「案」であっても、しかるべき、説明責任があろう。最終的に「新常用漢字」がどうなるか別にして、最も重要なのは、より多くの人が納得できる理由があるか、ちゃんと説明できるか……である。
小形さんのブログがこれからどう展開するか、楽しみにしている。
http://d.hatena.ne.jp/ogwata/20080513/p1
當山日出夫(とうやまひでお)
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