天皇陛下の見識2008-11-13

2008/11/13 當山日出夫

一応、私も、塾員(慶應義塾大学出身)である。したがって、今般の、150周年記念式典について無関心というわけではない。とはいえ、もっぱら興味があるのは、来年の、東京国立博物館での展覧会の方。『グーテンベルグ聖書』が、見られる!!

ところで、『轟亭の小人閑居日記』に、式典における、今上陛下の「おことば」が、のっている。

http://kbaba.asablo.jp/blog/2008/11/11/3905252

ここで、陛下は、近代日本の歴史を、慶應義塾とともに語っておいでである。そのなかに、つぎのようにある、

>>>>>

日本は修好通商条約調印から三十一年にして、大日本帝国憲法を発布し、翌年には、第一回帝国議会を開くまでに近代国家としての制度を整えるに至っています。

<<<<<

この間に、いわゆる1868年「明治維新」が入っていない。「開国」から近代日本のスタートを考えている。徳川幕府の瓦解も、明治天皇も、出てこない。このような歴史観というのは、やはり、今上陛下であるからこその発想かもしれない。

明治天皇の名を出さずに、日本の近代を語る。率直に、この発想と姿勢には、賞賛したい気持ちである。

當山日出夫(とうやまひでお)

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
このブログの名称の平仮名4文字を記入してください。

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://yamamomo.asablo.jp/blog/2008/11/13/3914975/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。