人文情報学:英雄か馬鹿か豪傑か2008-11-19

2008/11/19 當山日出夫

朝日新聞は、基本的に見るのは、まず、サンヤツ。今日は、たまたま、そのついでに(?)、その上にある、『天声人語』の方に目がいった。テーマは、今、問題である、大学生の大麻の件(各大学関係者は、次はどうなるかと不安だろう。)

その中で、次のように書いてあった。孫引きの孫引きで、引用する。劇作家、山崎正和さんのことばとして、

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「ファッションというのは、始めるやつは英雄で、最後まで従わないやつは豪傑で、真ん中にいるやつはみんな馬鹿」

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人文情報学、デジタル・ヒューマニティーズ、これは、現時点では、「流行」と言ってもよい。すくなくとも、「流行のきざし」ぐらいのところではある。

では、今、これらにかかわっている人たち(私をふくめて)は、「英雄」であろうか、それとも、「馬鹿」であろうか。

今、がんばって、とにかく「人文情報学」を確立しようとしている人たちを馬鹿にするつもりは、まったくない。ではあるが、上記引用の山崎正和のことばは、なんとなく気になる、のである。

當山日出夫(とうやまひでお)

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