絵文字はユニバーサルデザインか2009-02-11

2009/02/11 當山日出夫

絵文字について考える。師さんのブログで、主な論点は紹介されている。

もろ式:読書日記
http://d.hatena.ne.jp/moroshigeki/20090208/p1

すでに論じられているのならよいが、私の立場として、すこし気になったこと。それは、絵文字は、ユニバーサルデザインであるか、どうか。

端的に言えば、視覚障害の人にとって、コミュニケーション阻害要因にならないか、どうかである。
・点字に変換可能であるかどうか。
・音声読み上げソフトで、どう音声言語化するか。

文字は、それが「かたち」を持った瞬間に、視覚表現となる。純粋なテキストに、プラスなにがしか、が加わる。そして、このプラスなにがしか、の部分にあまりに大きく依存した場合、視覚障害者にとっては、コミュニケーションの阻害要因になる。

視覚芸術であるならば、いいかもしれない。たとえば、「書芸術」。しかし、通常の、言語(書記)によるコミュニケーションである。そうであるならば、ユニバーサルデザインの視点も、絵文字について考慮すべきではないか。

當山日出夫(とうやまひでお)


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