幻影城の思い出 ― 2009-02-26
2009/02/26 當山日出夫
今日の新聞(朝日)を読んで、泡坂妻夫の訃報を知った。新聞を見落としていたらしい。
ちょうど学生のとき、神保町を歩くと、『幻影城』や、『亜愛一郎』シリーズなど、ゾッキ本で並んでいた。もう、ゾッキ本という言い方自体が、死滅してしまったようであるが。
もちろん、「亜愛一郎」はこれで読んだ。今も、書庫の、どこかにあるはず。
現代の、いわゆる「本格ミステリ」より以前の段階で、「探偵小説」をになってきた一人として、私は、覚えている。「探偵小説」といえば、私の場合、仁木悦子、になる。仁木悦子は、その著作集が刊行されている。泡坂妻夫は、どうなるだろうか。
いま、手元にあるのは、D・M・ディヴァィンの作品(創元推理文庫)。作品の紹介文には、「探偵小説」とある。「ミステリ」でも「推理小説」でもない。
當山日出夫(とうやまひでお)
今日の新聞(朝日)を読んで、泡坂妻夫の訃報を知った。新聞を見落としていたらしい。
ちょうど学生のとき、神保町を歩くと、『幻影城』や、『亜愛一郎』シリーズなど、ゾッキ本で並んでいた。もう、ゾッキ本という言い方自体が、死滅してしまったようであるが。
もちろん、「亜愛一郎」はこれで読んだ。今も、書庫の、どこかにあるはず。
現代の、いわゆる「本格ミステリ」より以前の段階で、「探偵小説」をになってきた一人として、私は、覚えている。「探偵小説」といえば、私の場合、仁木悦子、になる。仁木悦子は、その著作集が刊行されている。泡坂妻夫は、どうなるだろうか。
いま、手元にあるのは、D・M・ディヴァィンの作品(創元推理文庫)。作品の紹介文には、「探偵小説」とある。「ミステリ」でも「推理小説」でもない。
當山日出夫(とうやまひでお)
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