論壇と多事争論2009-03-19

2009/03/19 當山日出夫

『月刊現代』(講談社)は、無くなるし。『諸君!』(文藝春秋)も、無くなる。『論座』(朝日新聞社)も同様。また、『アエラ』(朝日新聞社)も、残ってはいるというものの、いまでは、「お受験雑誌」になってしまっている。

ともあれ、「論壇」というものが、今世紀になって消滅している、ということは確かである。では、それに、「ブログ論壇」がとって交われるかどうかとなると、無理だろう。

意図的に、自分の主張とは異なる意見にリンクするようにでもしないと、ただ、意見を同じくするものが集まって、「そのとおり」ということで、終わり。

となると、残るは、新聞・TVなどの役割になるか。

「多事争論」、筑紫哲也が使った言葉として記憶に新しいが、基本的には、福沢諭吉に遡るだろう。

ともあれ、次年度、学生に、ブログコミュニケーションを教えなければならない。「多事争論」から話しをはじめようか。

當山日出夫(とうやまひでお)

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