『ARG』370号の感想2009-04-13

2009/04/13 當山日出夫

アーカイブズ学会の準備と、来月の情報処理学会(CH-82)の原稿で、いそがしい。それにしても、完全にペーパーレス(PDF)になるのに、なんで原稿締め切りが、早くなるのか不思議。無事、Acrobat(9.1)が、Word2007の文書を、PDFにしてくれることに、期待するしかない。もし、ダメだったらどうしよう……である。

ところで、『ARG』370号については、いろいろ面白いことが載っている。そのなかで、まずひとつだけ。

2009-04-24(Fri)~2009-05-02(Sat):
展示会「働く人々の歴史展」
(於・大阪府/エル・おおさか)
http://d.hatena.ne.jp/l-library/20090410/1237290307

いま、まさに、「はたらく」ということが、問い直されている時代。どのように日本人は「はたらい」てきたのか。「はたらく」ことと生活とは、どのようなものであったのか。

この意味では、

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皆様にはぜひ展示品出品のご協力をお願いします。昔の(おおむね20年以上前)職場の様子を写した写真、工具、道具、などありましたら、お貸しください。
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20年たてば、もうわからなくなる。人間の日常生活というのは、そのようなものである。ごく普通のことが、自然と忘れ去られていく。そして、「伝統」というものが、亡霊のごとく出現する、と言ったらおおげさであろうか。ともあれ、「伝統」を考えるとき「日常」を忘れてはならないと思う。

當山日出夫(とうやまひでお)