学会メーリングリストをどうつかうか2009-07-13

2009-07-13
當山日出夫

この件、以前にも書いたような気がするが(う~ん、もう暑いので、半分以上モーローとしている・・・・)

JADS(アート・ドキュメンテーション学会)の一般会員のメーリングリストを今後、どう運用するかで、あれこれ考えている。これまでの一般的な発想では、
・会員間の相互のコミュニケーションのツール
・学会の本部から各会員への連絡

この二つの方向であったように思う。

ただ、このアート・ドキュメンテーション学会の場合、MLA(美術館、博物館、図書館、文書館)それぞれにかかわる人が集まっている。この意味では、現在の日本では、きわめて貴重な、人脈のリソースといえよう。これを活用しない手はない。

情報は発信するところにあつまる。

いまのところ、私の判断であるが、ARGででもかなりの情報が得られる。そして、これは、次のプラットフォームを目指している。ただ、見ていて、MLAの「M」(美術館、博物館)の部分、特に、美術史・芸術関係の研究会関係が、やや手薄な印象がある。これを、JADS(アート・ドキュメンテーション学会)なら、相互に補完してうまく、全体として運用できるかもしれない。

これは、一つには、ネットでの情報交流から、ARGカフェを経て、新たなプラットフォームを目指すARGと、逆に、すでにリアルな学会組織を20年つづけてきたJADSがネット上でどのように存在感を発揮できるか、この関係かもしれないと思っている。

まずは、一般の学会員の登録のメーリングリストの効率的な運用を考える。場合によっては、メールマガジンも視野にいれる。ホームページの更新も、誰でも、簡単にできるように(現在では、DREAMWEAVERに依拠している)。

やらねばならないことはたくさんあるが。

當山日出夫(とうやまひでお)