今日から文字研究会2009-07-18

2009-07-18
當山日出夫

今日の午後から、第3回になる「ワークショップ:文字-新常用漢字表を問う-Part2-」と、同時に「文字研究会」(第00回)。

その規約案らしいきものを、別に掲げておいた。

明窓浄机
文字研究会の案らしきもの
http://d.hatena.ne.jp/YAMAMOMO/20090717/1247835161

ホンネをいえば、もう、これ以上、「学会費」をはらいたくない、ということもある。

しかし、その一方で考えてみれば、会員による学会という制度も、むかしからあったわけではあるまい。(私は、「学会史」は不勉強であるが)。おそらく、近代になってからの、「大学」とそのなかでの各専攻・学科・講座の制度と無関係ではない。

私は、大学は、文学部国文科である。考えてみれば、上代文学会・中古文学会・中世文学会・近代文学会、それに国語学会(→日本語学会)、これは、国文学科(日本文学科)の、学科内の構成そのものを反映している。

文字学科が無かったから文字学会(研究会)がなかった、そう考えてみれば、それまでである。大学の枠組みの変化、学知の再構築、これは、学会・研究会というもののあり方にも、なにがしか影響をあたえる。

なるべくお金をかけずに、みんなでたのしくワイワイガヤガヤしながら、同時に知的に何か得るものがあればいい、まあ、気楽にやるとしよう。

當山日出夫(とうやまひでお)