DVD版『内村鑑三全集』(2) ― 2009-09-23
2009-09-23 當山日出夫
明後日、東京に行って、DVD版『内村鑑三全集』のことで、うちあわせ。
で、そのための用意にと思って、レッツノートにデータを、DVDからコピー中。いったいどれほど時間がかかるのか。いまのところの表示では、あと1時間45分ぐらい。
これだったら、いっそのことUSBメモリといきたいところだが、あいにく、私は4Gのまでしか持っていない。8Gを用意しておくべきだった。データ量を見ると、5Gを越えている。
これを使って何ができるかの研究会を立ち上げることができるかどうか。単なる、紙の『内村鑑三全集』の「写経」で終わらせてはならない。だが、研究者の関心は多方面にわたるだろう。それに何よりも、若いひとたちが参加してくれないと。
しかし、デジタル版(自由に本文検索ができる)があると、逆に、紙の本の存在感が増す。テキストを、眼光紙背に徹して読むには、やはり紙の本でないと、とつくづく実感する。
グーグルブックスは、逆に、紙の本の価値を高めるかもしれない。あるいは、テキストを読み込むという行為は、紙の本とともに運命をともにするのか。
當山日出夫(とうやまひでお)
明後日、東京に行って、DVD版『内村鑑三全集』のことで、うちあわせ。
で、そのための用意にと思って、レッツノートにデータを、DVDからコピー中。いったいどれほど時間がかかるのか。いまのところの表示では、あと1時間45分ぐらい。
これだったら、いっそのことUSBメモリといきたいところだが、あいにく、私は4Gのまでしか持っていない。8Gを用意しておくべきだった。データ量を見ると、5Gを越えている。
これを使って何ができるかの研究会を立ち上げることができるかどうか。単なる、紙の『内村鑑三全集』の「写経」で終わらせてはならない。だが、研究者の関心は多方面にわたるだろう。それに何よりも、若いひとたちが参加してくれないと。
しかし、デジタル版(自由に本文検索ができる)があると、逆に、紙の本の存在感が増す。テキストを、眼光紙背に徹して読むには、やはり紙の本でないと、とつくづく実感する。
グーグルブックスは、逆に、紙の本の価値を高めるかもしれない。あるいは、テキストを読み込むという行為は、紙の本とともに運命をともにするのか。
當山日出夫(とうやまひでお)
しれっとして(2) ― 2009-09-23
2009-09-23 當山日出夫
「しれっとして」について書いたら、コメントをいただいた。中村健さん、どうもありがとうございます。
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2009/09/04/4562711
ま、擬態語だから、同時に別々に発生してもおかしくはないが、もし、関西地方の方言からとすると、海軍と縁があるのは、舞鶴か、呉、になる。
個人的には、日本語研究者のひとりとして思うことは、軍隊用語の研究の重要性。近代日本語の形成と、軍隊の関係を、冷静に(イデオロギー抜きで)研究しなければと思う。
大尉(だいい)が海軍用語であるとして、では、何故、現代日本語では、陸軍式の「たいい」になっているのだろう。
當山日出夫(とうやまひでお)
「しれっとして」について書いたら、コメントをいただいた。中村健さん、どうもありがとうございます。
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2009/09/04/4562711
ま、擬態語だから、同時に別々に発生してもおかしくはないが、もし、関西地方の方言からとすると、海軍と縁があるのは、舞鶴か、呉、になる。
個人的には、日本語研究者のひとりとして思うことは、軍隊用語の研究の重要性。近代日本語の形成と、軍隊の関係を、冷静に(イデオロギー抜きで)研究しなければと思う。
大尉(だいい)が海軍用語であるとして、では、何故、現代日本語では、陸軍式の「たいい」になっているのだろう。
當山日出夫(とうやまひでお)
『鷺と雪』:鹿苑寺の金閣 ― 2009-09-23
2009-09-23 當山日出夫
『街の灯』『玻璃の天』からようやく『鷺と雪』。これはまだ、文庫本になっていない。ま、直木賞作品だから、しばらくは単行本で売るだろう。
なぜか、読むと付箋だらけにしてしまう。
こういう作品、風俗考証にミスを発見すると、後、読む気がなくなるものである。しかし、さすがに、このシリーズには、無い。むしろ、勉強になることの方が多かった。(私の知見の範囲では。)
思ったこと、二つ。
『昭和史』(半藤一利)、もう一度、読み直しておこう。だいたい歴史的背景は知っているつもりだが、確認しておきたいことがいくつかある。
書名になっている「鷺と雪」、カメラを使ったミステリ作品をいろいろ考えてみる。と同時に、ライカM9が欲しい。
當山日出夫(とうやまひでお)
『街の灯』『玻璃の天』からようやく『鷺と雪』。これはまだ、文庫本になっていない。ま、直木賞作品だから、しばらくは単行本で売るだろう。
なぜか、読むと付箋だらけにしてしまう。
こういう作品、風俗考証にミスを発見すると、後、読む気がなくなるものである。しかし、さすがに、このシリーズには、無い。むしろ、勉強になることの方が多かった。(私の知見の範囲では。)
思ったこと、二つ。
『昭和史』(半藤一利)、もう一度、読み直しておこう。だいたい歴史的背景は知っているつもりだが、確認しておきたいことがいくつかある。
書名になっている「鷺と雪」、カメラを使ったミステリ作品をいろいろ考えてみる。と同時に、ライカM9が欲しい。
當山日出夫(とうやまひでお)
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