寒くなってきた2009-10-11

2009-10-11 當山日出夫

今日あたりから急に寒い。書斎は、床を頑丈につくって、本棚優先のつくりなので、ゆかがポカポカというわけにはいかない。それに、ゆかには本の山の山の山~~~であるし。

しかたないので、机のしたに、ホカホカのカーペットをおいてある。ちょうど足をのせるだけのちっちゃいの。今日から、電源をつないでオンにした。

ま、ようするに、そろそろ「冬眠」のシーズンであって、のんびりせよとの、天の声であろうと理解する。

當山日出夫(とうやまひでお)

カレーなべ異聞2009-10-11

2009-10-11 當山日出夫

さて、どうでもいいような話し。こんなことを書いているのは、肝心の仕事がすすまないからでもある(^^;)

昨夜の晩ご飯は、「カレーナベ」。要するに、カレー味の鍋料理である。しかしながら、通常の「なべ」のごとく、うどんを入れて食するとなったとき、ふと思った。これって、「カレーうどん」とどうちがうのか。

食べた感触、食感というべきかは、まさに、カレーうどんそのものである。ならば、はじめから、具だくさんのカレーうどんにすればいいのではなかったろうか。

冬眠のシーズンには、カレーうどんがよく似合うのである。

當山日出夫(とうやまひでお)

JADSキャリア支援SIG第2回公開研究会2009-10-12

2009-10-12 當山日出夫

JADS(アート・ドキュメンテーション学会)には、SIGがある。そのなかの一つ、キャリア支援SIG。研究会の情報が流れてきたので(学会ブログには、私が流したのだが)、ここでも紹介をしておく。一応、会員向けということになっている。この学会・SIGの活動に興味のある方は、連絡してみてはいかがかと思う。

JADS:アート・ドキュメンテーション学会 BLOG
http://d.hatena.ne.jp/JADS/

JADSキャリア支援SIG第2回公開研究会
http://d.hatena.ne.jp/JADS/20091012/1255316132

以下、引用。

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キャリア支援SIGでは、本年3月28日(土)「アーキビストをめざして-プロフェッショナルへの挑戦」と題して第1回の公開研究会を開催しました。MLAの各分野で活躍するJADSの先輩のお話を伺いながら、キャリア形成についての情報交換等を行うことを趣旨とした研究会で、院生など次世代を担う若者たちが「背中を見て学ぶ」ことをねらいとしています。好評につき、ここにその第二弾を企画することにいたしました。

テーマ:達人に学ぶ―書誌・索引づくりの意義と心構え、

講師:恵光院白氏(元武蔵野美術大学図書館)

図書館常備の美術参考図書となっている『美術家索引 日本・東洋篇』(1991)、『同 西洋篇』(1992)をはじめ、多数の美術関係書誌・索引、年譜類の編纂を手掛け、我が国におけるアート・ドキュメンテーションの草分けの一人である恵光院白氏は、長年にわたる美術図書室勤務ののち、今も、哲学者森有正や『扶桑名画伝』編纂者・堀直格の伝記調査などを、生涯をかけた仕事として継続されています。

その業績が高く評価され、第3回野上紘子記念アート・ドキュメンテーション推進賞(アート・ドキュメンテーション学会 2009年度)を受賞されています。

このたびの研究会では、今、氏が精力的に取り組まれている調査をご発表頂くとともに、それを題材に書誌・索引づくりの意義と心構えを学んでいきたいと考えます。

日時:10月26日(月)15:00~

会場:駿河台大学 メディアセンター3階、グループ学習室

プログラム:

15:00 

開会 趣旨説明。

15:10 

"堀直格、花迺家文庫、同周辺研究に於ける文献資料[現]所蔵館"

恵光院白氏の講演です。幕末明治と平成の現在との資料展開の緊張関係の場面をご披露して頂きます。

15:50 

休憩(10分)

16:00

恵光院白氏を囲んで、ご講演の内容を題材に、書誌や索引づくりの意義、心構え、調査方法などについてディスカッションさせて頂きます。

17:00

終了 懇親祝賀会に参加されない方は、ここで解散です。

17:15

スクールバス発 飯能駅まで約10分

17:35

飯能発 特急むさし36号(車内でも恵光院白氏と懇談できます)

18:16

池袋着 懇親祝賀会場へ移動

18:30

懇親祝賀会

恵光院白氏の野上紘子記念アート・ドキュメンテーション推進賞受賞のお祝いも兼ねた懇親会です。JADSキャリア支援SIG第2回公開研究会に出席できなかったJADS会員有志の方も是非、御参加下さい。

※会場、会費未定。参加希望の方には、後日、連絡いたします。

参加申込: 

参加ご希望の方は、会場準備の都合上10月20日(火)までに、懇親祝賀会参加の有無を明記の上、下記宛にご連絡をお願いします。

メールアドレス:BXQ10030■nifty.com 本SIG事務局 毛塚宛

参加費:無料

主催:アート・ドキュメンテーション学会 キャリア支援SIG

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以下略。より詳しくは、学会ブログを参照してください。

當山日出夫(とうやまひでお)

『ARG』395号の感想(学生版):南極ワンダー2009-10-15

2009-10-15 當山日出夫

『ARG』の感想、授業で学生と一緒に読んでいるので、一週間ずれてしまうのだが、御容赦。

395号では、おもに紹介したのが、

◆文部科学省、南極ワンダーを公開(2009-07-16)
⇒ 元記事:
http://d.hatena.ne.jp/arg/20091005/1254670616

と、「渋沢財団」の「絵引」。絵引のすばらしさは、もう言うまでもないとおもうので、ここでは、南極ワンダーについて、すこし。

私は、授業でつかう以上、ひととおり、すべてのリンクをクリックしてみる。そして、できれば、その一歩先まで見てみる。

で、南極ワンダー、これには重要な問題があると思えてならない。一見すると、子供向けに、ペンギンがでてきて楽しめるサイト、サイエンスコミュニケーションの見本のようなサイトではあるが、さて。

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『南極ワンダー』についてだが、そもそも子供を対象としたサイトであるなら、「南極」もひらがなにするか、またはふりがなをふるべきなのではないかと思う。トップページの「旅立とう」なども、同様のことが言えるのではないか。

名前の記入に関しては、「サイトのご利用規約」が下にあっても、名前を使う用途がわからず、不信感を抱いてしまった。

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別の学生、

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南極ワンダーの個人情報取り扱い方針の件だが、登録した名前は保存されている(図1)。下図は、私の名前=”NHK”、相棒の名前=”TBS”として登録した場合の画面だが、ツアーを中断した時、相棒の”TBS”の台詞として「ここまでの ぼうけんは TBSが しっかり きろく してるからね!」と表示される。その後、南極ワンダーを再訪問すると続きから表示できる(図2)

(當山の注:この学生、画面をキャプチャ、Alt+PrintScreenで記録してはりつけて、レポートにしている。)

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つまり、こういうことである。南極ワンダーは、サイトに入っていくと、「なまえ」を入力する画面になる。これは、子供向けのサイトである。軽々と、自分の名前を、インターネットで入力していいものか、どうか、今の教育ではどう教えるか。

ここで入力の名前は、ずっと記憶されるのか、あるいは、ここを見ている間だけのもので、ログアウトすると消えるのか……このあたりのポリシーが、まったく説明がないまま、いきなり、なまえ入力画面になる。

特に、子供向けのサイトであるからこそ、このように、WEB上での名前(場合によっては、個人名を入力する子供もいるだろう)のことを、配慮すべきではないか。

正直に言って、私は、この南極ワンダー、名前入力の画面が出た途端に、先に進んで見てみようとい気がいっぺんになくなってしまった。したがって、見ていない。(強いて言おう、このような設計は、評価以前の問題である。)

當山日出夫(とうやまひでお)

学会でしばらく留守に2009-10-16

2009-10-16 當山日出夫

これからの予定

16日(今日)新横浜で午後からひとつ仕事 夜、東京に行って寝る(宿泊)

17日(明日)国立西洋美術館で、アート・ドキュメンテーション学会。これは役員だし、立命館からも何人か発表である、同志社からも。欠席するわけにはいかない。

http://www.jads.org/news/2009/1017.html

18日(明後日)東京大学山上会館で、訓点語学会。これは、研究発表。共同発表である。今回の私の立場は、全体のとりまとめ的なものであるので、実際に前に出て話しをすることはないが、やはり、一番の責任がある。緊張する。

http://wwwsoc.nii.ac.jp/kuntengo/

19日(明明後日)東京で、漢字の研究会。終わったら、帰る。

20日(さらにその次の日)我が家の近くの某施設で仕事。これは、仕方ないので、休講にした。公務、ということで。たまたま、補講はなんとか、都合がつく。

レッツノートは持っていくが、宿からブログ更新の元気があるかどうかは、微妙。むしろ、Twitterに向かう可能性がある。つかいわける方向に整理しないと、と思う。

當山日出夫(とうやまひでお)

図書館は本を棄てるな2009-10-20

2009-10-20 當山日出夫

twitterの図書館関係、出版関係で、話題になっている。

#metrolib

ポット出版からの情報
http://www.pot.co.jp/asayake/20091017_221422493914656.html
朝焼けの図書館員
救いたい!

以下、一部引用

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10/9(金)に、東京都立中央図書館から都内各自治体の図書館長宛にFAXが送信された。
実際に直接そのFAXに目を通してはいないので詳細は不明ながら、斎藤さんの話から内容をまとめると、概ねこんな感じであった。

・多摩図書館が所蔵していた多摩地域資料約7万冊と雑誌など併せて、 計約8万冊を処分することにした。

・引き取りたい館は、10/23(金)までに直接取りにくること。

通達から2週間ということは、図書館の稼働日で言えば約10日間。
引き取る側の負担で取りに行くのだから、当然費用がかかる。
各市区町村立図書館が引き取りを決断し、役所と予算流用とか補正予算とかの話をつけようとしても、図書館と役所の稼働日が普通はズレている上に、この間に運悪く体育の日が入っているので、調整には恐らく2~3日しか猶予がないだろう。
しかも何万冊を引き取るには運送業者の手を借りざるを得ないだろうから、そちらの手配も厳しいだろうと思う。

これでは、廃棄する前提でアリバイとしてFAXを流しただけと解釈されても仕方ないだろう。

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アーカイブズの理想を忘れるな!

みずからが みんなのために みらいにむけて

地域資料など、将来、「みらい」の「みんな」の貴重な財産である。MLA連携にむけて、現実の問題もあるが、理想をわすれてはならない。

當山日出夫(とうやまひでお)