去年と同じ資料だが2010-01-27

2010-01-27 當山日出夫

昨年末に急にパソコンが壊れるというショックからたちなおれないでいる(^_^;)

30日、第4回ワークショップ:文字-言語生活のなかの文字-(文字研究会)である。国立国語研究所で話しをしなければならない。その準備。さて、新しい資料(写真)を、あちらこちらに分散して保存してあるHDから、寄せ集めて新しい話しを組み立てるのは、ちょっと、いや、かなり、つらい。

ここは、もういさぎよく、去年と同じ資料をつかって、切り口を変えてみる、ということにしよう。すこし、新しいのを追加して。

言語生活のなかの文字としての景観文字、非文献資料による文字研究。この方向性さえ明確に打ち出せればいいとしておこうか。文字=書いたもの=文献=活字(でなければ、手書き)、という視点を、新しい資料論として再検討してみる、ということでどうにかなるだろう。

集まる中心的な人たちは、活字印刷のプロであるような人間が多い。であるならば、それに対抗する意味で、活字ではない文字の世界を考えてみる、これでどうにかなるだろう。活字でもない、コンピュータ文字でもない、しかし、生活に密着したところにある文字としての景観文字、この方向でなんとかまとめてみよう。

當山日出夫(とうやまひでお)