チラシをつくった2010-06-04

2010-06-04 當山日出夫

7月3日のDVD版内村鑑三全集刊行記念シンポジウム、チラシを簡単につくって、事務局に送信した。シンプルに、一太郎の文書ファイル。相手が一太郎のユーザであることがわかっている場合、文書ファイルで送るのがもっとも手軽にできる。ただし、使用するフォントを、MS明朝など、確実なものを選んでおかないといけなけれど。

チラシを送って、確認がとれたら、一両日中に、このブログで正式に、シンポジウムの件についてオープンしよう。特別にHPをつくってもいいのだけれども、将来のことも考えると、そこまでするほどのこともないのかもしれない。あるいは、いっそのことHPを作ってしまった方がいいのかとも思う。

これは、今後の、私の内村鑑三へのかかわりと、おおきく関係する。本文をルビまでふくめて、マークアップして、形態素解析して、というところまで、踏み込んで使うことになるかどうか、今、まだ決断がつかないでいる。

今後、どうなるかわからないが、ともあれ、シンポジウムのなりゆきを見て、また、周囲のひとたちで、言語処理関係でどれぐらい協力してくれる人がいるか様子を見て、考えることにしよう。

ところで、参加費として、一般が1000円、学生が500円とした。今時の時代、これぐらいはもらっておいていいだろう。資料のコピー代ぐらいは、なんとかまかなえるようにしないといけない。

たしか、100人程度の教室を利用できるはずである。そんなに閑古鳥が鳴くということはないだろうと、楽観的に考えることにする。内村鑑三研究だけではなく、印刷・出版の関係の人にも集まってもらえるように、いろいろ考えなければと思っている。

電子出版になるからといって、出版社・印刷業がいらなくなるとは、私は思っていない。いや、逆に、高付加価値の電子出版のためには、出版社の編集能力と、印刷業の技術が不可欠である。たが、業界全体としての再編というようなことはあるかもしれないが。

當山日出夫(とうやまひでお)