『真田丸』あれこれ「築城」2016-11-08

2016-11-08 當山日出夫

『真田丸』2016年10月6日、第44回「築城」
http://www.nhk.or.jp/sanadamaru/story/story44.html#mainContents

終盤のここにきて、この演出はないだろう……と思わせる回であったのだが、面白かった。

最後に信繁(幸村)が敗れることは分かっているのだが、それを分かっていながら、いかにその姿をかっこよく描くか、という方向にむかっているようだ。

たとえば、第二次大戦(太平洋戦争)、最終的に日本が負けると分かっているにもかかわらず、真珠湾攻撃に空母から飛び立つ飛行機をかっこよく描いてしまうようなものか、と思ってみたりもする。真田丸が、まるで、空母赤城のように見えたものである。その後のミッドウェーを知ってのこととして。(これは、個人的な勝手な思い込みにすぎないとは思っているのだが。)この比喩の延長がゆるされるなら、次の見せ場は、徳川との和議が成り立ち得たのか、というあたりになるのではないだろうか。

太平洋戦争でも、もしも、まだ日本が勝っているうちに、そして、ヨーロッパでのドイツ軍の劣勢(対ソ連戦)が見えたきたころに、アメリカと講和していれば、という歴史の「もしも」がなりたつ。少なくとも、フィクションの世界ではあり得る。

この意味で、真田丸を築いて敵(徳川)に一矢をむくいた後、しかるべく和議が成立していたなら、ということになるのかもしれない。たぶん、ここでも、豊臣の譜代の家臣と牢人との確執、そこで、発揮されるであろう信繁(幸村)の豊臣への忠誠心、このあたりが見どころになるのかなと思っている。

そして、結局、このドラマは、信繁(幸村)の豊臣への忠誠心をいかに描くか、ということを軸にしたもの、ということになるのだろう、というのが、今の予想である。

しかし、次週は、学会(訓点語学会)で東京である。懇親会も出るから、日曜日には見られない。録画しておいて、帰ってから見ることになる。

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