学生にメールを書かせる2017-05-01

2017-05-01 當山日出夫

これまで、学生には、あまり電子メールでのやりとりをしてこなかった。

そろそろ、強制的に、学生に、電子メールを書かせることを課題として与える必要があるようにも感じている。

というのは、最近、うわさに聞く話だと、今の学生は電子メールが書けない、ということらしい。友達と、LINEのやりとりを主にしていると、メールの書式ということが身につかない。LINEは、ただ直接的にその内容が表示される。Facebookでも同じである。また、Twitterもそうである。件名を書く必要がない。また、その書く内容の書式もきまったものがない。自由に、思ったことをそのまま書けばいいというのが、普通の使い方だろう。(ただ、FBでも、Twitterでも、きちんと自分の思ったことを伝えるためには、それなりの文章力が必要ではある。LINEでもそうだろう。)

今のところ、紙にプリントアウトしたものを提出、ということにしている。卒業してからのビジネススキルとして、形式、書式のととのった文書作成ができないと困ると思うからである。

だが、それも次の段階にさしかかってきているようだ。電子メールも、社会的に普及してきているという時代において、電子メールの書式ということをトレーニングする場も必要になってきていると感じる。それは、まず、授業の提出物とか、教員とかの連絡を、電子メールで行うということから、設定する必要があるのかもしれない。

これも、これからの試行錯誤ということになるかと思っている。