栗の花2017-06-14

2017-06-14 當山日出夫(とうやまひでお)

「栗花落」と書いて、「ついり」と読ませる。これは、先日、NHKの「日本人のおなまえっ!」を、たまたま見ていて知った。この回の放送は、いわゆる珍名というべきめずらしい名前の特集であった。

NHK 日本人のおなまえっ!
http://www4.nhk.or.jp/onamae/

栗の花が落ちるころに梅雨(つゆ)になる、ということなのであろう。熟字訓として、きれいな印象をあたえる名前である。(しかし、これは、そうと知らないと絶対に読めない名前である。なお、私のつかっているATOK2017は、「ついり」から「栗花落」に変換してくれた。)

その栗の花が、我が家でも咲いている。まだ、咲き始めの頃、花が開花したころ、などいくつか写真に撮ってみた。これは、ちょうど私が本をおいている小屋の裏手になる。秋になると実をつける。

本の整理とかとで、足繁く行くところであるが、裏手に回ってしげしげとその木を眺めるということは、これまであまりなかった。これからは、本を整理に持って行くときにでも、時々のぞいてみようかと思っている。自分の家にある樹木、花など、季節によって、その姿を変える。そのような季節のうつろいにふと目をとめるような生活がしたくなっている。

いま読んでいる小説は『ナナ』(ゾラ、新潮文庫版)である。ほかに『西行花伝』(辻邦生、新潮文庫版)も手をつけている。これは、再読。

栗の花


栗の花

栗の木

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