『おんな城主直虎』あれこれ「信長、浜松来たいってよ」2017-12-05

2017-12-05 當山日出夫(とうやまひでお)

『おんな城主直虎』2017年12月3日、第48回「信長、浜松来たいってよ」
http://www.nhk.or.jp/naotora/story/story48/

前回は、
やまもも書斎記 2017年11月28日
『おんな城主直虎』あれこれ「決戦は高天神」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2017/11/28/8736014

このドラマ、最後にもってきたのは……本能寺の変の真相、である。

歴史の結果として、本能寺で織田信長は死ぬ。豊臣秀吉が次の時代をになう。そして、最後に天下を治めるのは、徳川家康である。だが、何故、明智光秀は本能寺の変をおこすことになったのか……その「真相」は、謎であるといってよい。これまで、いくつの大河ドラマで、本能寺が描かれてきただろうか。しかし、その中にあって、この『おんな城主直虎』ほど、その「真相」に迫ったものはなかったのではないか。

このドラマは、全50回のはずだから、残すところあと2回。本能寺の変を経て、その後の徳川の行く末まで描くことになるのだろうか。

ともあれ、私のこれまで見てきた記憶では、このドラマで、「天下」ということが、正面きって登場したのは、この回が始めてではなかったろうか。それまでは、世の中の安寧・平安ということは出てきても、「天下」の統一ということは出てきていなかったように覚えている。それが、ここにきて、「天下」は誰の手にわたることになるのか、という方向に向かってきた。もちろん、最終的に「天下」を手に入れることになるのは、信長ではなく、家康である。

最終盤になって、ドラマの主人公は、もはや誰でもない、天下の趨勢、とでもいうべきものになっている。無論、ドラマとしての主人公は直虎(おとわ)なのであるが、それが、本能寺の変にどのようにかかわることになったのか、そのいきさつが興味深い。たまたまのなりゆきで直虎(おとわ)も本能寺の変に深く関与することになる。その経緯が、巧みに織り込まれていたように思う。(多少、強引な気がしないでもないが。)

次回、本能寺で何が起こるのか、楽しみに見ることにしよう。

ただ、今回はネコは出てきていなかった。すこし残念である。

追記 2017-12-12
この続きは、
やまもも書斎記 2017年12月12日
『おんな城主直虎』あれこれ「本能寺が変」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2017/12/12/8746748