桜の花が咲いた2018-04-04

2018-04-04 當山日出夫(とうやまひでお)

水曜日は花の写真の日。今日は桜である。

前回は、
やまもも書斎記 2018年3月28日
木瓜の花が咲いた
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2018/03/28/8813272

ここに掲載の写真は、先週のうちに写しておいたものである。今年は、桜の花の咲くのが早い。我が家の桜は、比較的遅く咲くのであるが、それでも、もう満開である。水曜日の掲載にあわせて、その前日に写すとなると、もう散り始めているころになるのかもしれないと思って、先週のうちに撮影しておいたものである。

春といえば桜。

このようなことが人びとの生活のなかでおこなわれるようになったのは、古くは平安時代の王朝貴族にさかのぼることになる。特に、『古今和歌集』などに代表される、季節感……その延長のうえに、近現代の我々の季節の風物についての感覚も形成されている。しかし、『万葉集』の時代には、春を代表するものではなかった。また、今日普通に見ている桜の品種も近代になってからのものである。

このように、歴史的にそしてやや批判的に見る視点をもちつつも、それでも、春になって咲く桜の花は美しいと感じる。

まだ冬のうちの桜の冬芽、それが春になるにしたがって徐々にふくらんできて、咲きそうな状態になる。そして、春、四月のころに花開く。そして、葉がでてくる。このような季節の移り変わりを、写真に撮ってすごしたいと思うようになってきている。

詩歌の才があれば、歌に詠み、句に作るところかもしれないが、そのような才能はない。カメラを手にして、日常の身近な草花を観察していきたいと思っている。

桜

桜

桜

桜

桜

Nikon D7500
AF-S DX Micro NIKKOR 85mm f/3.5G ED VR

追記 2018-04-11
この続きは、
やまもも書斎記 2018年4月11日
散る桜
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2018/04/11/8823456