マンリョウの花2018-09-06

2018-09-06 當山日出夫(とうやまひでお)

今週は、『この世界の片隅に』が日曜日に放送だったので、花の写真が木曜日になっている。

前回は、
やまもも書斎記 2018年8月29日
ツユクサ
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2018/08/29/8952346

今日は、マンリョウの花の写真である。これも、以前に撮影しておいたストックからである。九月になったとはいえ、カメラを持って散歩に出て写真を撮るという気にはなれないでいる。

我が家にかなりの数のマンリョウの木がある。そのうちの、いくつかを観察するようにしている。これは、それが花をつけている時期のものである。

日本国語大辞典(ジャパンナレッジ)を見てみる。

ヤブコウジ科の常緑低木。本州の関東以南、四国、九州の山林中に生え、観賞用に庭木、鉢植、切り花などとされる。

とありさらに説明がある。

用例は、物品識名(1809)、日本植物名彙(1884)などにみえるが、表記が漢名「硃砂根」である。これは、誤用であると、日本国語大辞典には説明がある。「万両」の表記が見えるのは、虞美人草(1907)からになる。漱石からということのようだ。

『言海』にもある。

まんりやう 名 萬両 草の名、茎、高サ一尺許、葉ハ百両金(カラタチバナ)ニ似テ短ク、辺ニ尖ラヌ鋸歯アリ、茎ノ端ニ蔟リテ互生スルコト、傘ノ如シ、数百ノ円キ実、葉ノ下ニ垂ル、冬、春、紅熟シテ観ルに堪フ。約メテ、マンリョ。硃砂根。

日本国語大辞典にも、『言海』にも、その花のことについては言及がない。この写した花も、今では、青い実になっている。これから冬になると、赤くなっていく。身近にあって季節の移り変わりを感じさせる植物である。

マンリョウの花

マンリョウの花

マンリョウの花

マンリョウの花

マンリョウの花

Nikon D7500
AF-S DX Micro NIKKOR 85mm f/3.5G ED VR

追記 2018-09-13
この続きは、
やまもも書斎記 2018年9月13日
ムラサキシキブの花
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2018/09/13/8959704