『半分、青い。』あれこれ「風を知りたい!」2018-09-16

2018-09-16 當山日出夫(とうやまひでお)

『半分、青い。』第24週「風を知りたい!」
https://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/story/week_24.html

前回は、
やまもも書斎記 2018年9月9日
『半分、青い。』あれこれ「信じたい!」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2018/09/09/8958133

この週の展開のポイントは、次の二点。

第一に、新しい扇風機。

鈴愛、律は、新しい会社……スパロウリズム……をたちあげて、扇風機の開発に乗り出す。まずは、風の計測という作業から。このあたりは、地道な研究開発の手順として、順当に道筋を歩んでいると感じさせる。

扇風機の風を壁にあてると、風が変わる……以前、百円ショップの大納言で店長が言っていたことを、鈴愛は思い出す。これをヒントにして、どうやら新製品の開発になるようだ。

第二に、母の病気。

晴の手術は無事に終わったが、がんの進行が思ったより進んでいたようだ。五年生存率が50%と診断される。それでも、鈴愛と晴は、めげることがない。晴が言っていた……病気になって、世の中が輝いて見えるようになると……このような意味のことを言っていたが、これは、病気を得た人間に、共通することかもしれない。自分の死を意識することで、今の生をより深く自覚するようになる。

以上の二点を軸にして、週の最後に登場していたのが、ボクテと裕子。秋風の元をさった鈴愛たちであるが、友情は変わらない。このドラマも最終に近い。そこで、ボクテと裕子の変わらない友情を描いていた。特に、看護師である裕子との会話には、病気の母がいる鈴愛にとって、はげみになるものであると感じさせるものであった。

ところで、ドラマの時間は、たしか今が2010年のはず。はたして、次の年の2011年3月のことまで描くことになるのだろうか。あるいは、日本という国が、一種の破局を迎えることになる、その手前のところで、終わることになるのか。

そろそろ最終である。楽しみに見ることにしよう。

追記 2018-09-23
この続きは、
やまもも書斎記 2018年9月23日
『半分、青い』あれこれ「君といたい!」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2018/09/23/8963839