『まんぷく』あれこれ「信じるんです!」2018-11-04

2018-11-04 當山日出夫(とうやまひでお)

『まんぷく』第5週「信じるんです!」
https://www.nhk.or.jp/mampuku/story/index05_181029.html

前回は、
やまもも書斎記 2018年10月28日
『まんぷく』あれこれ「私がみつけます!」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2018/10/28/8984677

この週の見どころは、次の二点だろうか。

第一に、判子屋をはじめた福子たち。

戦後の混乱のなかで、判子に需要があると判断した萬平と福子は、判子屋をはじめる。これが、かなりもうかることになる。

その時代の状況の中で、何が必要とされているのかを見抜く目が萬平にはある、ということなのであろう。これが、将来のインスタントラーメンの開発につながっていくにちがいない。

だが、判子を作るというのは、そんなに簡単なことではないと思うのだが、このあたりの考証はどうなのだろうかと思って見ていた。材料も道具も、そんなんに簡単に手にはいったと思えない。それより何より、技術がいる。

第二に、戦地から帰還した忠彦と真一。

無事に帰ってきたことを喜ぶ、克子とその家族であった。だが、忠彦は、戦地で目を負傷して、色の識別ができなくなってしまったという。これは、画家にとって致命的である。にも、かかわらず、忠彦はキャンバスに向かうことになる。

忠彦も真一も、戦地ではかなり悲惨なめにあってきたのだろう。そことのところの描写は、さりげなく描いてあった。

以上の二点を大きな軸にして、この週があった。

そして、福子は言う……克子にとって、忠彦は夫であり父である前に画家なのである、それと同じように、自分にとって萬平は、夫であるよりも前に発明家なのであると。この福子と萬平の関係が、これからのこのドラマの基軸になっていくにちがいない。

次週、舞台は海辺にうつるようだ。どのような展開がまっているか、楽しみに見ることにしよう。

追記 2018-11-11
この続きは、
やまもも書斎記 2018年11月11日
『まんぷく』あれこれ「お塩を作るんですか!?」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2018/11/11/8995655