『なつぞら』あれこれ「なつよ、アニメーターは君だ」2019-06-16

2019-06-16 當山日出夫(とうやまひでお)

『なつぞら』第11週「なつよ、アニメーターは君だ」
https://www.nhk.or.jp/natsuzora/story/11/

前回は、
やまもも書斎記 2019年6月9日
『なつぞら』あれこれ「なつよ、絵に命を与えよ」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2019/06/09/9083230

なつやようやくアニメーターになることができた。

この週で描いていたのは、アニメーション映画『白蛇姫』の「メイキング」であったと思う。これから、なつが働くことになるであろうアニメーションの世界が、どのようにしてなりたっているのか……作業の分業、仕事の手順など……また、その当時におけるアンメーション映画とは、人びとの生活、歴史、社会のなかでどのような位置づけになるのか、このあたりのことを、描いていたように思う。

その『白蛇姫』は、『白蛇伝』をもとにしているようだ。私は『白蛇伝』を見た記憶がある。いったいどこでどのようにしてとなると、さっぱり憶えてはいないのだが。

出来上がった映画に、声を吹き込むシーンがあった。今でこそ、「声優」というのは、社会的に認識された存在になっている。だが、アニメーション映画の初期のころ、あるいは、外国のテレビドラマの日本語版の放送において、日本語の声を担当する「声優」は、そんなに知られた仕事ではなかった。

そういえば……昔は、アメリカ制のテレビドラマの日本語吹き替え版というのが多くあった。私の記憶しているところでは、『コンバット』がそうであり、それから、『奥様は魔女』などがあった。(これらは、ドラマの現在……昭和三〇年代はじめ……からすると、もう少し後のことになるはずだが。)

ところで、なつは、アニメーションの天才なのだろうか。まったく無能ということでもないようだが、際だった才能があるようでもない。が、若いなりに天性の何かがあるようである。そして、田舎娘である(東京に出てきて一年以上になるが、まだ北海道方言で話している)。また、人間的な成熟としては、未熟ということになる。まだ若いのである。

このあたり……才能があり、努力家であり、若い田舎娘であり……このあたりの微妙なところを、広瀬すずが、うまく演じているように思える。

次週、なつは本格的にアニメーション映画制作の現場で働くことになるらしい。また、妹の千遙のことがどうなるか、これも気になる。楽しみに見ることにしよう。

追記 2019-06-23
この続きは、
やまもも書斎記 2019年6月23日
『なつぞら』あれこれ「なつよ、千遥のためにつくれ」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2019/06/23/9090697

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