『なつぞら』あれこれ「なつよ、ワクワクが止まらない」2019-07-14

2019-07-14 當山日出夫(とうやまひでお)

『なつぞら』第15週「なつよ、ワクワクが止まらない」
https://www.nhk.or.jp/natsuzora/story/15/

前回は、
やまもも書斎記 2019年7月7日
『なつぞら』あれこれ「なつよ、十勝さ戻って来い」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2019/07/07/9112168

この週で描いていたのは、主に次の二つ。

第一は、新しい短篇アニメーションの制作。

そのストーリー、キャラクターの設定から、なつたちがかかわることになった。原作は『ヘンゼルとグレーテル』である。このあたりのところで、テレビの画面に出てきた絵を見ていると、なんとなくジブリの映画を連想してしまうのであるが、どうであろうか。

第二は、声優のプロダクション。

まだテレビの放送の初期のころである。外国の(主にアメリカ)のテレビドラマの日本語吹き替え版が、多く放送されていたころである。その需要をあてこんで、兄の咲太郎は、声優のプロダクションを作ることを考える。

ここに雪次郎も加わるのだが、故郷の北海道のことばが抜けなくて苦労することになる。

以上の二つのことを軸にして、昭和三〇年代はじめごろのアニメーション制作の現場を描いていた。ここで登場していた、坂場一久(中川大志)、神地航也(染谷将太)たちが、新しいアニメーションの世界を切り拓いていくようである。そのなかにあって、なんとなく面白くなさそうな顔をしている、大沢麻子(貫地谷しほり)が、いい雰囲気を感じさせたと思う。

次週は、夕見子をめぐってひともんちゃくあるようだ。楽しみに見ることにしよう。

追記 2019-07-21
この続きは、
やまもも書斎記 2019年7月21日
『なつぞら』あれこれ「なつよ、恋の季節が来た」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2019/07/21/9131386

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