『スカーレット』あれこれ「はじめまして信楽」 ― 2019-10-06
2019-10-06 當山日出夫(とうやまひでお)
『スカーレット』第1週「はじめまして信楽」
https://www.nhk.or.jp/scarlet/story/index01_190930.html
『スカーレット』第1週「はじめまして信楽」
https://www.nhk.or.jp/scarlet/story/index01_190930.html
信楽は、我が家からそう遠くはない。が、あまり行ったことはない。子どものころに学校の遠足で行ったような記憶がある。それから、近年、一度行っている。MIHOミュージアムに行ってきたので、そのときにたちよった。印象としては、なんだか、タヌキとフクロウばかりが目についたと憶えている。
その信楽を舞台にして、今度の朝ドラがはじまった。見て思うこととしては、BK(大阪)で作ったドラマらしく、朝ドラの王道を行く作りになっているかなと思う。
まず、子役からはじまる。その子どものころの日常生活が、細やかに描かれる。学校、友達、姉妹、それから、しっかりものの母親に、だらしない父親。それから、戦後の闇市。まさに朝ドラの定番である。
そんななかで、印象に残っているのが、草間宗一郎という人物。いったいどんな人間なのか、父親の戦友らしいのだが、詳しい素性は不明である。そのなぞの人物が、ヒロインの喜美子に語りかけるシーンが印象的であった。草間は、喜美子を、一人前の人間としてあつかっている。そして、人間としての生き方をさとしている。
まだ、ドラマははじまったばかりだ。これから喜美子の成長があり、そして、舞台は大阪にうつるはずである。朝ドラが、週に六日の放送は、この『スカーレット』が最後になるらしい。(次の『エール』からは、週に五日の放送になるとのこと。)
このドラマのヒロインの喜美子は、陶芸家をめざすことになる。芸術家と言ってもいいだろう。朝ドラで芸術の世界のことを描くのはめずらしいかもしれない。前作『なつぞら』は、アニメといっても、その芸術的側面には、あまり踏み込むことがなかった。こんどの『スカーレット』は、創作、創造ということをどのように描くことになるのだろうか。このあたりも楽しみに見ることにしよう。
その信楽を舞台にして、今度の朝ドラがはじまった。見て思うこととしては、BK(大阪)で作ったドラマらしく、朝ドラの王道を行く作りになっているかなと思う。
まず、子役からはじまる。その子どものころの日常生活が、細やかに描かれる。学校、友達、姉妹、それから、しっかりものの母親に、だらしない父親。それから、戦後の闇市。まさに朝ドラの定番である。
そんななかで、印象に残っているのが、草間宗一郎という人物。いったいどんな人間なのか、父親の戦友らしいのだが、詳しい素性は不明である。そのなぞの人物が、ヒロインの喜美子に語りかけるシーンが印象的であった。草間は、喜美子を、一人前の人間としてあつかっている。そして、人間としての生き方をさとしている。
まだ、ドラマははじまったばかりだ。これから喜美子の成長があり、そして、舞台は大阪にうつるはずである。朝ドラが、週に六日の放送は、この『スカーレット』が最後になるらしい。(次の『エール』からは、週に五日の放送になるとのこと。)
このドラマのヒロインの喜美子は、陶芸家をめざすことになる。芸術家と言ってもいいだろう。朝ドラで芸術の世界のことを描くのはめずらしいかもしれない。前作『なつぞら』は、アニメといっても、その芸術的側面には、あまり踏み込むことがなかった。こんどの『スカーレット』は、創作、創造ということをどのように描くことになるのだろうか。このあたりも楽しみに見ることにしよう。
追記 2019-10-13
この続きは、
やまもも書斎記 2019年10月13日
『スカーレット』あれこれ「意地と誇りの旅立ち」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2019/10/13/9164325
この続きは、
やまもも書斎記 2019年10月13日
『スカーレット』あれこれ「意地と誇りの旅立ち」
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