『スカーレット』あれこれ「揺るぎない強さ」2020-03-15

2020-03-15 當山日出夫(とうやまひでお)

『スカーレット』第23週「揺るぎない強さ」
https://www.nhk.or.jp/scarlet/story/index23_200309.html

前回は、
やまもも書斎記 2020年3月8日
『スカーレット』あれこれ「いとおしい時間」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2020/03/08/9221842

ここしばらくは、朝の八時からの放送を見ている。『スカーレット』につづいて、『あさイチ』を見る。どうもこの週では、近江アナが神妙な顔つきであった。少なくとも笑いでドラマのつづきを受けるということはなかった。

朝ドラに病人が出てこないということはないのだが、しかし、『スカーレット』のように難病……決して不治の病ということではないのだが……との闘病を描いたものは、近年ではなかったように思う。この週においては、どの回も、緊張の一五分であった。

この週では、喜美子の母親としての面を強く描いていた。子どもが病気になったとき、どう感じるのか、何を思うのか、ここのところをじっくりと、ゆっくりと描いていたと感じる。また、周囲の人びと、父親の八郎、それから、百合子、直子、さらには、真奈……これらの人びとの心情が、丁寧に描かれていたと感じる。

そして、安心して見ていられたのは、医師の大崎茂義(稲垣吾郎)の存在がある。医師は、くじけそうになる患者のこころをささえる、揺るぎない強さが必要であると語っていたのが印象に残っている。かなりシリアスな展開のこのドラマを見ていて、気持ちが安らぐのは、この大崎医師があってのことと強く感じている。

さて、このドラマも、あと二週である。武志はどうなるのか。次週は、いろいろと懐かしいメンバーも登場するようである。楽しみに見ることにしよう。

2020年3月14日記

追記 2020-03-22
この続きは、
やまもも書斎記 2020年3月22日
『スカーレット』あれこれ「小さな希望を集めて」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2020/03/22/9226839