『エール』あれこれ「ふたりの決意」(再放送)2020-08-02

2020-08-02 當山日出夫(とうやまひでお)

『エール』第5週「ふたりの決意」
https://www.nhk.or.jp/yell/story/week_06.html

本放送のときのことは、
やまもも書斎記 2020年5月10日
『エール』あれこれ「ふたりの決意」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2020/05/10/9244938

前回は、
やまもも書斎記 2020年7月30日
『エール』あれこれ「愛の狂騒曲」(再放送)
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2020/07/30/9273258

この週で、裕一は音楽家になる決意をかためることになる。レコード会社との契約も、なんとかなった。これは、ひとえに音のがんばりであった。

いろいろ印象に残るシーンがあるが……東京に出ることになる裕一を見送る父の三郎との別れの場面が印象的であった。三郎は、東京に出る裕一を暖かく見守っている。

そういえば、このドラマ、これまでのところ……通常の放送を見てのことだが……敵役というような人物があまり出てきてはいない。いい人ばかりということでもないのだが、そんなに悪い人もいない。殆どの登場人物は、裕一と、それから音のふたりのことを、応援している。ただ、その思いは、立場によって様々である。

父親は父親として、また、母親は母親として、裕一のことを思っている。また、藤堂先生や、銀行の仲間たちも、裕一の味方といっていいだろう。無論、この週の、副音声の解説を担当していた鉄男も、その後、裕一とともにあゆむことになる。

これからの展開は、以前の放送で見て知っているのだが……結局、裕一は、周囲のひとびとにめぐまれていることになる。ただ、あまり無かったかもしれないのが、運のめぐりあわせ、ということかもしれない。(それも、最終的には、ヒット曲を出すことでなんとかなるのだが。)

このドラマ、古山裕一という一人の作曲家の物語でありながら、妻の音をはじめとする、周囲の人びとの物語でもある。ただ、あまり時代的背景とか世相とかという部分は描かない方針のようではある。

ともあれ、次週から、東京での作曲家生活がスタートすることになる。新たな登場人物として、バンブーの夫婦も出てきた。今後の展開を、もう一度見ることにしよう。

2020年8月1日記

追記 2020-08-08
この続きは、
やまもも書斎記 2020年8月8日
『エール』あれこれ「夢の新婚生活」(再放送)
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2020/08/08/9276448

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