『エール』あれこれ「東京恋物語」(再放送) ― 2020-08-20
2020-08-20 當山日出夫(とうやまひでお)
『エール』第9週「東京恋物語」
https://www.nhk.or.jp/yell/story/week_09.html
本放送のときのことは、
やまもも書斎記 2020年5月31日
『エール』あれこれ「東京恋物語」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2020/05/31/9252509
前回は、
やまもも書斎記 2020年8月14日
『エール』あれこれ「紺碧の空」(再放送)
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2020/08/14/9278391
再放送を見て印象に残るのは、次の二点ぐらいだろうか。
第一に、鉄男の恋。
福島で知り合った希穂子との悲恋。福島の新聞社で仕事を続けるためには、希穂子のことはあきらめなければならない。また、その鉄男の立場を思って、希穂子は身をひくことになる。東京に出て、カフェーで働く。その希穂子を追って、鉄男は東京に出てくる。
結局、希穂子は、鉄男のもとを去るのだが、このいきさつが、なんとも切なく哀れである。この二人を見ていたのが、音であった。
第二に、音のこと。
「椿姫」のヴィオレッタの役を目指して、音は、勉強のためということで、カフェーで働いてみることになる。そこで、目にすることになったのが、鉄男と希穂子のことであった。これが、結果的には、音に、男女の恋の気持ちの機微を教えることになったのだろう。屈折した感情を、音は、「椿姫」の最終選考で、歌で表現することになる。
以上の二点が、再放送を見て思ったことになる。
「椿姫」を歌う音の姿と、鉄男と別れてさっていく希穂子の姿が、印象的であった。
また、この「東京恋物語」で、ようやく裕一の作曲した曲がレコードになった。しかし、あまり、ヒットはしなかったようだ。裕一の曲がヒットするのは、次の展開になる。だが、ようやく裕一も、作曲家としての立場を固めてきたということになるのだろう。
『エール』の放送再開も、決まったようだ。それまでは、再放送が続く。再放送を見ていると、はじめは気付かなかった、ストーリーの伏線や、微妙な演出の工夫などに、気がつくことがある。放送再開まで、再放送を続けて見ることにしよう。
2020年8月19日記
『エール』第9週「東京恋物語」
https://www.nhk.or.jp/yell/story/week_09.html
本放送のときのことは、
やまもも書斎記 2020年5月31日
『エール』あれこれ「東京恋物語」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2020/05/31/9252509
前回は、
やまもも書斎記 2020年8月14日
『エール』あれこれ「紺碧の空」(再放送)
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2020/08/14/9278391
再放送を見て印象に残るのは、次の二点ぐらいだろうか。
第一に、鉄男の恋。
福島で知り合った希穂子との悲恋。福島の新聞社で仕事を続けるためには、希穂子のことはあきらめなければならない。また、その鉄男の立場を思って、希穂子は身をひくことになる。東京に出て、カフェーで働く。その希穂子を追って、鉄男は東京に出てくる。
結局、希穂子は、鉄男のもとを去るのだが、このいきさつが、なんとも切なく哀れである。この二人を見ていたのが、音であった。
第二に、音のこと。
「椿姫」のヴィオレッタの役を目指して、音は、勉強のためということで、カフェーで働いてみることになる。そこで、目にすることになったのが、鉄男と希穂子のことであった。これが、結果的には、音に、男女の恋の気持ちの機微を教えることになったのだろう。屈折した感情を、音は、「椿姫」の最終選考で、歌で表現することになる。
以上の二点が、再放送を見て思ったことになる。
「椿姫」を歌う音の姿と、鉄男と別れてさっていく希穂子の姿が、印象的であった。
また、この「東京恋物語」で、ようやく裕一の作曲した曲がレコードになった。しかし、あまり、ヒットはしなかったようだ。裕一の曲がヒットするのは、次の展開になる。だが、ようやく裕一も、作曲家としての立場を固めてきたということになるのだろう。
『エール』の放送再開も、決まったようだ。それまでは、再放送が続く。再放送を見ていると、はじめは気付かなかった、ストーリーの伏線や、微妙な演出の工夫などに、気がつくことがある。放送再開まで、再放送を続けて見ることにしよう。
2020年8月19日記
追記 2020-08-27
この続きは、
やまもも書斎記 2020年8月27日
『エール』あれこれ「響きあう夢」(再放送)
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2020/08/27/9282653
この続きは、
やまもも書斎記 2020年8月27日
『エール』あれこれ「響きあう夢」(再放送)
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2020/08/27/9282653
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