『エール』あれこれ「先生のうた」2020-09-27

2020-09-27 當山日出夫(とうやまひでお)

『エール』第15週「先生のうた」
https://www.nhk.or.jp/yell/story/week_15.html

前回は、
やまもも書斎記 2020年9月20日
『エール』あれこれ「弟子がやって来た!」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2020/09/20/9297213

この週は「露営の歌」ではじまって「暁に祈る」で終わることになった。どちらも、軍歌としては、古関裕而の代表作といっていいものである。

ドラマでは、どうやら「軍歌」という用語はもちいない方針のようである。愛国歌謡といったりしていた。「露営の歌」はともかく、「暁に祈る」は軍の依頼によって作った曲なのだから、これは「軍歌」といっておいた方がいいような気がするが、どうだろうか。

ともあれ、時代は、戦争の時代を描くことになる。まだ、昭和一六年の太平洋戦争前の、日中戦争の時代。時代の雰囲気としては、戦争に染め上げられていくことになるのだが、裕一の家庭、それから、バンブーの様子では、まだそこまで戦時色が強く感じられるということはない。

ただ、恩師である、藤堂先生が出征することになった。「暁に祈る」は、軍から依頼された曲ではあるが、ドラマの展開のうえでは、藤堂先生のことを思って、教え子たちが作った曲ということになっていた。ここは、史実はどうであれ、今「暁に祈る」を聞いてみると、なるほどそのような思いが込められた歌であったか、という気持ちで聞くことができる。

これから、時代はどんどん戦時ということになっていくはずである。その中にあって、音楽で生きている裕一や音たちの生活は、どのように描かれることになるのだろうか。次週は、さらに戦争の時代を描くことになるようだ。また、豊橋の梅もまた登場するらしい。楽しみに見ることにしよう。

2020年9月26日記

追記 2020-10-04
この続きは、
やまもも書斎記 2020年10月4日
『エール』あれこれ「不協和音」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2020/10/04/9301949

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