『エール』あれこれ「恋のメロディ」2020-11-22

2020-11-22 當山日出夫(とうやまひでお)

『エール』第22週「恋のメロディ」
https://www.nhk.or.jp/yell/story/week_23.html

前回は、
やまもも書斎記 2020年11月15日
『エール』あれこれ「ふるさとに響く歌」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2020/11/15/9316637

この週の見どころは次の二点だろうか。

第一に、「君の名は」。

伝説のドラマである。そのドラマが、最初は硬派の社会ドラマとしてスタートしたことは知らなかった。古関裕而の代表作の一つといっていいのであろうが、そのドラマの成立の背景は、また実にドラマチックである。

おせんべいを食べながらラジオを聞いている音のすがたは、まさにおばさんであった。

第二に、華の恋。

相手は、入院している青年。ロカビリー歌手である。しかし、裕一は、ロカビリーにどうも興味がないようである。嫌いということでもなさそうだが、とにかく、音と華は、アキラとの関係を裕一の前でどうとりつくろおうかと、いろいろと画策することになる。

以上の二点がこの週の見どころだったかと思う。

それから、ちょっとだけ登場していた朝ドラおじさん。ドラマの効果音の係だったが、ここのところは見ていて楽しかった。

さて、このドラマは、残すところ最終週である。これまでのあれこれを総まとめにして、さらに、東京オリンピックのことも出てくるようである。また、最後は、NHKホールらしい。どんな展開になるのか、楽しみに見ることにしよう。

2020年11月21日記

追記 2020-11-29
この続きは、
やまもも書斎記 2020年11月29日
『エール』あれこれ「エール」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2020/11/29/9321499