『とっておき名短篇』北村薫・宮部みゆき(編)2021-02-11

2021-02-11 當山日出夫(とうやまひでお)

とっておき名短篇

北村薫・宮部みゆき(編).『とっておき名短篇』(ちくま文庫).筑摩書房.2011
https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480427922/

続きである。
やまもも書斎記 2021年2月8日
『名短篇、さらにあり』北村薫・宮部みゆき(編)
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2021/02/08/9345136

これは文庫オリジナルの編集。収録するのは、次の作家。

穂村弘
蜂飼耳
川上弘美
塚本邦雄
飯田茂実
戸板康二
深沢七郎
松本清張
大岡昇平
岡田睦
北杜夫

はっきりいって、知らなかった名前の作家もあったりする(これは、自らの不明を恥じるしかないのだが。)が、これも面白い。

どちらかといえば、ちょっと怖くなるような話しを集めてある。そして、どの作品も読み始めると、その作品世界の中にひきこまれていく。魅力的なアンソロジーである。

ところで、最後に収録の北杜夫の作品。これは、「青春記」を読んでいると、いっそう面白いと感じるところがある。その時代背景、旧制高校の雰囲気、また、この作品の題材は「青春記」で言及のある部分でもある。

文学、小説を読む楽しみとは、このような作品についていえることなのか……と、納得する。つづけて、「名短篇」を読むことにしたい。

2021年2月8日記

追記 2021-02-12
この続きは、
やまもも書斎記 2021年2月12日
『名短篇ほりだしもの』北村薫・宮部みゆき(編)
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2021/02/12/9346325

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