『おかえりモネ』あれこれ「大人たちの青春」2021-06-27

2021-06-27 當山日出夫(とうやまひでお)

『おかえりモネ』第6週「大人たちの青春」
https://www.nhk.or.jp/okaerimone/story/week_06.html

前回は、
やまもも書斎記 2021年6月20日
『おかえりモネ』あれこれ「勉強はじめました」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2021/06/20/9389704

百音のまわりではいろいろなことがおこる。この週の見どころとしては、次の三点ぐらいを思ってみる。

第一に、百音の父親と母親のなれそめ。

仙台のライブハウスでトランペットをふいていた耕治に、亜哉子はほれこんでしまう。そのいきさつを、ジャズ喫茶の主である、トムさんから百音は聞くことになる。若いころ、どのようであったかは別にして、今では、二人は、島の生活になじんでいる。

それを知りたいような、知りたくないような、この複雑な感情を、百音と未知の二人の娘が、うまく表現していたと思う。

第二に、気象予報士試験のこと。

菅波に勉強を教えてもらって百音は、気象予報士の試験をうけることになる。その合否は、この週ではまだわからない。が、ともかくも百音は、気象予報士になろうと思っている。

第三に、菅波医師のこと。

一方、菅波の方も、なにか思うところがあるようだ。トムさんの治療をめぐって、なかなか訪問診療をしようとしない。いったいどんな経緯で、そう思うようになったのだろうか。これも、このドラマにおける、一つの謎である。

以上の三点ぐらいが、この週で印象に残っているところである。

ところで、見ていてようやく気づいたのだが、森林組合の仕事をするとき百音の着けている名札は、木製になっている。木材の活用については、なかなか細かにつくってあると思う。

次週、気象予報士の朝岡の登場があるようだ。百音の試験の結果はどうだったのか。楽しみに見ることにしよう。

2021年6月26日記

追記 2021年7月4日
この続きは、
やまもも書斎記 2021年7月4日
『おかえりモネ』あれこれ「サヤカさんの木」
https://yamamomo.asablo.jp/blog/2021/07/04/9394437