『おかえりモネ』あれこれ「嵐の気仙沼」2021-10-17

2021-10-17 當山日出夫(とうやまひでお)

『おかえりモネ』第22週「嵐の気仙沼」
https://www.nhk.or.jp/okaerimone/story/week_22.html

前回は、
やまもも書斎記 2021年10月10日
『おかえりモネ』あれこれ「胸に秘めた思い」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2021/10/10/9430865

この週は、モネのことよりも、みーちゃんとりょーちんのことだった。見て思うことは、次の二点ぐらいだろうか。

第一には、気象予報士としてのモネ。

気仙沼で気象予報士の仕事をするモネであるが、気象予報の仕事はいいことばかりとも限らない。これから良くなるという予報となるわけではない。

この週では、低気圧が近づくということで、漁に出た漁船に危険を知らせることができたことになる。一方そのかたわらで、東京の朝岡のことばが印象的である。気象予報士は予言者ではない、ただ祈るしかないということも多くある……これは、確かにそのとおりだろうと感じる。

だが、ともあれ、りょーちんの乗った船は、無事に港に帰ってくることができた。これはこれで良かったとしなければならないだろう。

第二には、未知とりょーちんのこと。

未知は、りょーちんのことを思っているのだが、なかなか進展しない。これは、一つには、りょーちんの方が、身を引いてしまっていることにも起因する。それが、嵐の海から無事に帰ることができたことで、これをきっかけにして、未知との距離が縮まったようである。

以上の二点が、この週を見ていて思ったことなどである。

このドラマも、あと二週ということになった。次週は、菅沼先生も気仙沼を訪れるようである。どのような展開になるか、楽しみに見ることにしよう。

2021年10月16日記

追記 2021年10月24日
この続きは、
やまもも書斎記 2021年10月24日
『おかえりモネ』あれこれ「大人たちの決着」
https://yamamomo.asablo.jp/blog/2021/10/24/9434550