『カムカムエヴリバディ』あれこれ「第19週」2022-03-13

2022年3月13日 當山日出夫(とうやまひでお)

『カムカムエヴリバディ』第19週
https://www.nhk.or.jp/comecome/story/details/story_details_19.html

前回は、
やまもも書斎記 2022年3月6日
『カムカムエヴリバディ』あれこれ「第18週」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2022/03/06/9469758

この週は、失恋を描いた週だった。

第一に、ひなた。

五十嵐は、大部屋から抜け出せないでいる。その鬱憤を、酒を飲んだときにぶちまけてしまう。結果、事件となって、ドラマの撮影からはずされることになる。五十嵐は、俳優として挫折する。

その五十嵐に対して、ひなたは、一緒にいたいと願うのであるが、しかし、その思いが、逆に五十嵐を追い詰めることになっていた。五十嵐は、ひなたのもとを去って行く。

ひなたと別れることになった五十嵐に、ジョーはやさしい。自分の道を歩んでいけばよいと送り出す。

五十嵐と別れることになったひなたは、どうにか踏ん切りがついたようだ。五十嵐への思いを断ち切って、前に進もうとする。

第二に、桃太郎。

小さいころから、小夜子に思いを寄せていたようだが、その気持ちは砕けてしまう。小夜子は、吉之丞と結婚することになる。これには、ひなたも一恵もあっけにとられた。

『サラダ記念日』は、刊行になった時のことは記憶にある。その後、文庫本で買って全部に目を通した。(ただ、「サラダ記念日」も、もはや過去のことかもしれない。数年前、たまたまその日が受業日だったので、受業の始めに「今日はサラダ記念日ですね」と言ってみたが、学生はまったく無反応だった。日本文学科の学生なのだが。)

そして、桃太郎とひなたが喧嘩になったとき、ジョーがトランペットもって現れる。ジョーは、トランペットを再び吹くことができるだろうか。

以上、ひなたと桃太郎の失恋を描いていた。それと、もうひとつは、ひなたの英語学習。るいは、長年にわたりラジオの英語会話を聞き続けていた。店に外国人の客がきても、英語で対応できる。

ひなたは英語教室に通うのだが、どうやらあまり成果はなかったようである。

さて、次週、安子のことが再び出てくるようだ。ドラマに岡山も登場するらしい。このドラマも、残りが少しになってきた。無事に、ひなたは英語を身につけることができるだろうか。そして、安子はその後どうなっているのであろうか。楽しみに見ることにしよう。

2022年3月12日記

追記 2022年3月20日
この続きは、
やまもも書斎記 2022年3月20日
『カムカムエヴリバディ』あれこれ「第20週」
https://yamamomo.asablo.jp/blog/2022/03/20/9474059

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