ブラタモリ「恐山」2022-09-12

2022年9月12日 當山日出夫

ブラタモリ 恐山

恐山には行ったことがない。名前は知っている。行ってみたい気もするし、行かずにすましておきたいような気もしていた。

同じNHKの「ドキュメント72時間」のこれまでのベスト10が、この夏、放送された。このベスト10の中にも、恐山を扱った回が入っていた。これは、全部録画しておいて、後からゆっくりと見た。

南直哉の名前は知っていた。その本のいくつかを読んだこともある。なるほど、「恐山」というのは、今では曹洞宗の一つの寺院として存在しているのか、ということは、著書から知っていたことでもある。

見ていて思うことは、基本的に二つある。

第一には、その新しさ。

恐山といえばイタコであるが、これが定着したのは近年のことらしい。恐山として、古くからの霊場というイメージはあるのだが、その内実としては、意外と新しいものが含まれている、これは面白いところである。

第二には、その古さ。

そうはいっても、恐山は古くからの霊場である。曹洞宗の寺院になっているといっても、その前の段階としては、様々な修験者などの訪れる場所であったのだろう。古くから、霊場として、神秘的な場所であったことが知られる。

この二点、新しさと古さ、この相反することが、現在の恐山にはある。

そして、その古さの源泉になっているのが、その自然の地形としての成り立ちということになるであろう。ここのところについては、ブラタモリならではの詳しい解説があった。

恐山には行ってみたいような、あるいは、あえて行かないですましておきたいような、そんな気持ちの残る放送であった。

2022年9月11日記