『ちむどんどん』あれこれ「にんじんしりしりーは突然に」2022-09-18

2022年9月18日 當山日出夫

『ちむどんどん』第23週「にんじんしりしりーは突然に」
https://www.nhk.or.jp/chimudondon/story/week_23.html

前回は、
やまもも書斎記 2022年9月11日
『ちむどんどん』あれこれ「豚とニガナは海を越えて」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2022/09/11/9525089

おさまるべきところにおさまったという感じの週であった。

暢子は、沖縄料理の店で成功する。ここでは、沖縄本来の味をそのまま提供するということで、集客につながったことになる。このあたり、昭和五〇年代の東京において、どうかなという気がしないでもない。鶴見でなら、本場の沖縄の味ということで勝負するのもありのはずだが、杉並である。やはり、東京風にアレンジするということがあった方自然なのではないだろうか。

一方、ニーニー。清恵と一緒になる。養豚の仕事をして、清恵と一緒になるというのは、既定路線として概ね予想がついていたことなのだが、これはこれでいいとしても、ここにいたるまでの過程を、もうちょっと丁寧に描いてあった方がよかったのではないか。

ともあれ、ニーニーの養豚の仕事が、暢子の食堂に役立つというのは、これでメデタシメデタシというべきことなのだろう。沖縄の良子の方も、学校の給食がうまくいったようなので、これで兄弟三人、それぞれに成功したということになる。

無事に男の子が生まれた。このドラマも、残りは二週である。子供の成長の行く末を描くところまでかなと思うのだが、どういう結末になるのか、この続きを楽しみに見ることにしよう。

2022年9月17日記

追記 2022年9月25日
この続きは、
やまもも書斎記 2022年9月25日
『ちむどんどん』あれこれ「ゆし豆腐のセレナーデ」
https://yamamomo.asablo.jp/blog/2022/09/25/9528476

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