『舞いあがれ!』あれこれ「笑顔のフライト」2022-12-18

2022年12月18日 當山日出夫

『舞いあがれ!』第11週「笑顔のフライト」
https://www.nhk.or.jp/maiagare/movie/week11/

この週もいろいろあったが、印象に残っていることとしては、次の二つぐらいだろうか。

第一には、釧路への飛行。

帯広での訓練中に、風の影響で着陸できなくなる。そこで、急遽、釧路空港へと向かうことになったのだが、この時に助けてくれたのが、大河内教官であった。厳しい教官ではあるが、これは見ていてかっこよかった。

ともあれ、舞は無事に釧路に行くことができ、また、帯広での終わった。そして、宮崎での課程も修了して、無事にパイロットになることはできたようだ。(ただ、これは資格が取れたということで、実際にパイロットの仕事に就けるかどうかは、これからのことになるのだろう。)

第二に、東大阪の岩倉家。

航空学校を終えた舞は、東大阪の岩倉の家に帰ってくる。このとき、柏木も一緒だった。柏木と、岩倉の家での、父と母、それから、隣の梅津の人びと、工場の人たち、これらの交流が面白かった。さもありなんという感じではあったが、まあ、結果的には柏木は、岩倉の家の人たちにも受け入れられたということなのだろう。

以上の二つが、この週で印象に残っていることなどである。

それから、印象的だったのは倫子のことば。自分の生き方を女性だからと社会に決められたくない……これは、今の時代ならまっとうな意見である。が、今から十数年前としてえは、かなり思い切った発言であったかと思われる。この倫子の生き方が、これからの舞の人生にどう関わってくることになるのか、これも気にかかるところである。

次週以降、どのような展開になるのだろうか。再び五島の人びとも登場するようだ。楽しみに見ることにしよう。

2022年12月17日記