ブラタモリ「足利」2023-02-02

2023年2月2日 當山日出夫

ブラタモリ 足利

足利と言って思いうかぶのは、私の場合、足利学校ぐらいである。これは、日本の学問史、古典籍にとって重要な場所である。そういえば、学校の教科書に足利学校の写真が載っていたのを何となく覚えている。

足利尊氏は、名前は知っているし、日本史の常識的な知識は持っているつもりだが、そんなに室町時代のことについて読んだりしたということはない。『太平記』は、若い時に手にした本ではある。近年になって、新しい岩波文庫本で、全体を通読してみたりした。

足利銘仙は、知っていたような、知らなかったような、というところか。まあ、確かに近代になって、銘仙が大衆的な織物として広く普及したということは知ってはいるが。ただ、私の認識では、銘仙というと安物という印象が強いのであるが。デザインの面でも、各地の産地が工夫を凝らしていたのだろう。確かに、銘仙は、デザインが自由と言えば自由である。

いつものように興味深かったのは、足利の背後の山がどうしてできたかの説明。チャートの堆積ということは、この番組で始めて知った。それにしても、足利の地は、軍事的には要衝と言っていいのだろう。この地を押さえることが、関東を支配することにつながると言ってもいいのではないだろうか。

植物園の藤の花は、毎年、春になると写真を見ているように思う。おそらく日本で最も有名な藤の花の一つであろう。藤は、その花を愛でるのがいい。個人的には、冬に、イルミネーションで飾り立てることもないと思ってしまう。(これも人を集めるためには、必要なことなのかもしれないが。)

2023年1月29日記

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