映像の世紀バタフライエフェクト「ハリウッド 夢と狂気の映画の都」2023-05-19

2023年5月19日 當山日出夫

映像の世紀バタフライエフェクト ハリウッド 夢と狂気の映画の都

私は映画は好きな方であるが、今の生活ではほとんど映画は見ることがない。しかし、映画というもの、あるいは、その文化史、歴史的な意味については、興味関心を持っているつもりである。

この回でとりあげていたのは、ハリウッド。「映像の世紀」という番組のコンセプトから考えて、まず、人びとが映画、映像に何を求めてきたのか、そして、映画はどうこたえてきたのか、この観点が重要になるのだろう。まさに、「映像の世紀」ならではの視点のハリウッドの物語であった。

ジュディー・ガーランドは、名前は無論知っているし、若いころ、その歌声はラジオでよく聞いたものである。『オズの魔法使い』も、最近、NHKのBSで放送していたのを記憶している。(きちんと全部見たというのではないが。)

私の興味で面白いと思ったのは、太平洋戦争におけるミッドウェー海戦の映画。これを、ジョン・フォード監督で、ドキュメンタリー映画が作られていたことは知らなかった。(えてして、ミッドウェー海戦は、負けた日本軍の側から語られることが多いが、これは、勝った側から見ればどういう戦いとして物語られることにになるのだろうか、興味のあるところである。)

ハリウッドは、時代の流れの中にあった。かつての赤狩りのときもそうであるし、また、近年の、MeTooの動きもそうである。まさに、ハリウッドと映画を通してみた、近代の歴史の一端ということになる。

これからもハリウッドは、時代とともにあるのだろう。

2023年5月17日記

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