ザ・バックヤード「大阪大学総合学術博物館」2023-06-05

2023年6月5日 當山日出夫

ザ・バックヤード 大阪大学総合学術博物館

大阪大学にはこれまで何度か行っている。たいていは、国語語彙史研究会のことが多い。博物館の前は、とおりすぎていた。

マチカネワニのことは知識としては知っていた。大阪大学のあるところが、待兼山である。発見された場所から名前がつけられた事例になる。

月の石、リュウグウの石、電子顕微鏡、それから、藤原鎌足、いろいろと面白かった。見ていて興味深かったのは、学生が、巻物の実物を見て勉強している姿。これは、やはり実物に触れることによってしか、出来ないことである。大学の博物館ならではの役割である。

五月一日経は、古写経として、そう珍しいものではない。まあ、貴重といえば貴重ではあるが。この五月一日経も、学生は直に見ることが出来るとすれば、これは幸福なことである。

今時、博物学、本草学をやっているというのは貴重である。このような研究が出来るのも、総合大学の博物館ならではのことであろう。(本草学について、文献学的な研究となると、これは非常に特殊な専門分野のことになってしまうが。)

2023年6月3日記

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