『どうする家康』あれこれ「豊臣の花嫁」2023-09-04

2023年9月4日 當山日出夫

『どうする家康』第34回「豊臣の花嫁」

地震から、家康の上洛の決心までが描かれていた。

歴史ドラマとしての見どころは、やはり石川数正の存在である。単なる裏切り者ではなく、徳川のことを思って、あえて秀吉のもとに行き、その結果として秀吉と家康との間の戦を回避することになった。ある意味では、徳川の忠臣である。このような設定になっていた。

現在の歴史学でどのように石川数正が評価されているのかは不案内なのであるが、ドラマとしては、このような作りの方が、作品に奥行きが生まれて面白いものになる。

それから、秀吉の妹の旭。これまで、戦国時代ドラマでは、あまり登場してきていなかったように憶えているが、はたしてどうだったか。

地震、石川数正の出奔、旭……これらの結果として、家康は、上洛することになった。このあたり、家康はあくまでも戦の無い平和な世の中を目指しているので、秀吉のもとに行くのは、そのための手段であると、最終的には決意したことになる。

ただ、最終的な歴史の結果としては、秀吉は亡くなり、豊臣の天下は長くは続かなかった。最終的に天下を治めたの家康である。これからのこの流れを、このドラマではどう描くことになるのだろうか。

次週は、お休み。その次の週になる。石田三成も登場してくるようだ。楽しみに見ることにしよう。

2023年9月3日記

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