『ブギウギ』「義理と恋とワテ」2023-11-19

2023年11月19日 當山日出夫

『ブギウギ』第7週「義理と恋とワテ」

この週は、スズ子の移籍の話しがメインだった。

この当時の芸能の世界で、会社との雇用契約はどんなだったのだろうか。少なくとも今ほど、労働者としての権利が自覚されている時代ではなかったろうと思われる。

ライバルの日宝に引き抜かれそうになったスズ子であったが、もとの梅丸にとどまることになった。ここでは、梅丸で仕事をしてきたという義理もあるし、その一方で、作曲家の羽鳥と一緒に仕事をしたいという望みもあった。

良かったのは、秋山。この週で大阪に帰ることになったのだが、ダンスのシーンとか、相撲のシーン、列車のなかでのタップのシーンなど、いろいろと印象に残った。

ここで秋山が大阪に帰ってしまうと、おでんの屋台で二人で座ることもなくなるのだろうか。屋台の場面を見ていると、スズ子と秋山の二人は、コップでお酒を飲んでいるというふうに変わってきている。最後には、屋台のおっちゃんが、コロを出してくれた。(この当時、東京でも食べられていたのだろうか。)

この週の舞台の歌は「センチメンタル・ダイナ」だった。

さて、次週は、母親のツヤがどうなることかと思う。また舞台シーンがあるだろうか。楽しみに見ることにしよう。

2023年11月18日記

偉人の年収「豊臣秀吉」2023-11-19

2023年11月19日 當山日出夫

偉人の年収 How much? 豊臣秀吉

戦国武将はいったいいくら稼いでいたのか。無論、現代社会とでは経済や生活のありようがちがうので、単純に比較することはできない。しかし、興味深い問題ではある。

ただ、このようなことを考えるとき、「米」を中心に考えることになる。その「米」を基準とする経済のシステムを作ったのが秀吉ということになるのかもしれない。

日本中の百姓、農民が、米ばかり作っていたわけではない。米以外の作物も作ったろうし、また、漁民の生活もある。これらをひっくるめて米という単位で経済の指標を確立したという理解でいいのだろうか。

ところで、割粥……秀吉の好物だったらしいのだが、大河ドラマなどではどうだったろうか。少なくとも、今の『どうする家康』では出てきていなかったと憶えている。

2023年11月17日記