『どうする家康』「二人のプリンス」2023-11-27

2023年11月27日 當山日出夫

『どうする家康』第45回「二人のプリンス」

時計が出てきていた。家康のもとにあった時計については、ちょっと前に、「名品の来歴」であつかっていた。再放送。最初は、2022年12月2日。

名品の来歴 スペインから贈られた家康の洋時計
https://www.nhk.jp/p/ts/6VG6651R85/episode/te/57XL6RKZ76/

この時計は今でも動くとのこと。

この回のメインは、秀頼と秀忠の対比。どちらも二代目である。武芸にひいで、かつ、戦略的な才もある秀頼。一方、凡庸な秀忠。この二人を比べるだけなら、どうやら秀頼の方がまさっているかと思われる。

だが、決定的な違いは、秀頼の背後にいるのは茶々。秀忠には、まだ家康が生きているということかなと思う。戦乱の世を生き抜いてきた家康の経験の方が、豊臣を上回っていた、ということになるだろうか。まあ、このあたりは、歴史の結果を知った上でのことにはなるのだが。

ところで、大阪の陣の発端になるのが、鐘の銘である。これは、昔、歴史の教科書にも出てきていただろうか。このドラマでは、どうやら、茶々はあえてこの銘を刻むことにしたらしい。強いていえば、家康を挑発したということになろうか。

今川氏真が久しぶりに登場していた。戦国大河ドラマで、氏真の晩年の姿が出てくるというのは、珍しいかと思う。氏真は隠居して歌を詠んでいるという。氏真は、幼いときの家康のことを知っている。家康も、氏真の前では、本心を吐露できる。

次週、いよいよ大阪の陣になるようだ。豊臣と徳川の最後の戦いをどのように描くことになるのか、楽しみに見ることにしよう。

2023年11月26日記

ウチのどうぶつえん「伊豆大島・鯖江/旅情編」2023-11-27

2023年11月27日 當山日出夫

ウチの動物園 伊豆大島・鯖江/旅情編

伊豆大島の三原山が噴火して、全島民の避難になったことは記憶にある。それでも、動物園の動物たちのことを考える人たちがいた。

この島に動物園があることは知らなかった。東京都立である。伊豆大島ならではの動物園だと感じる。なかでも面白かったのは、ゾウガメのひっこし。なるほど、動物園の運営の裏では、このようなことをやっているのか、とても面白かった。重いので、軽トラにでも乗せて運ぶということもできない。ゾウガメ自身に歩いて移動してもらうしかない。

それから、鯖江のレッサーパンダ。鯖江に小さな動物園があって、レッサーパンダがたくさんいることは、初めて知った。

年をとったり、体調の悪いレッサーパンダなどは、特別の施設が用意されている。このような動物園の取り組みは、もっと一般に知られたいいことだと思う。

レッサーパンダも、中にはニンジンが嫌いな場合もあるらしい。

2023年11月26日記