ドキュメント72時間「別府 “貸間”の人生物語」2024-01-09

2024年1月9日 當山日出夫

ドキュメント72時間 別府 “貸間”の人生物語

もう今では、湯治場ということばも使わなくなってしまったかと思う。少し前までは、自炊が基本の湯治場が、各地の温泉にあったかと思うがどうなのだろうか。このあたり、近世から近代にかけて温泉史ということになだろう。

別府でも最盛期には六〇軒ほどの、貸間があったという。それが今ではかなり減っている。これも時代の流れなのだろう。

いろいろな人のいろいろな人生があるものである。

旅好きの人が目についた。世界中、日本中を旅して回っている人。私など、基本的に居職の生活で、あまり旅に出ることもない。家を離れるとどうも疲れるようになってきた。

印象的だったのは、九九歳になる男性。貸間に長年住み着いてしまっているという。すこぶる元気である。このような人生を送る人もいるのかと感慨深く思って見ていた。(ただ、住民票とか医療保険とかはどうなっているのかということはちょっと気になるところではあるのだが。)

2024年1月6日記

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