映像の世紀バタフライエフェクト「ふたつの超大国 米中の百年」 ― 2024-01-19
2024年1月19日 當山日出夫
映像の世紀バタフライエフェクト ふたつの超大国 米中の百年
米中関係の二〇世紀である。
おそらくは台湾での総統選挙に合わせての放送である。選挙の結果は、民進党の候補の勝利であった。
いろいろと思うところはあるが、やはり今の中国の目指している方向は歓迎できない、と感じざるをえない。はたして、中国で民主主義が可能なのだろうか。日本の視点から考えるならば、独裁的な政治体制よりも、民主的な制度の方が優れているというのが一般の考え方である。しかし、中国の指導者は必ずしもそうは思っていないようだ。うまく統治できるなら、独裁であってよい、と思っているらしい。
文化大革命のときのことをかなり批判的にあつかっていた。その当時のことは私も憶えている。「毛沢東語録」がちまたにあふれていた時代である。
二一世紀版の中華思想というべきもの、一党独裁体制、それに対抗するものとしての、民主主義という対立の構図は、あまりにも単純化しすぎているとは思うが、とりあえずは、この枠組みで理解するしかないのかと思う。
習近平の考え方の根底にあることとして、文化大革命のことがあるという説明は、なるほどそのようにとらえることも可能かと思う。
そして、国家と国家の対立がどうであれ、様々なレベルでの人びとの交流が重要であるということにはかわりはない。
2024年1月17日記
映像の世紀バタフライエフェクト ふたつの超大国 米中の百年
米中関係の二〇世紀である。
おそらくは台湾での総統選挙に合わせての放送である。選挙の結果は、民進党の候補の勝利であった。
いろいろと思うところはあるが、やはり今の中国の目指している方向は歓迎できない、と感じざるをえない。はたして、中国で民主主義が可能なのだろうか。日本の視点から考えるならば、独裁的な政治体制よりも、民主的な制度の方が優れているというのが一般の考え方である。しかし、中国の指導者は必ずしもそうは思っていないようだ。うまく統治できるなら、独裁であってよい、と思っているらしい。
文化大革命のときのことをかなり批判的にあつかっていた。その当時のことは私も憶えている。「毛沢東語録」がちまたにあふれていた時代である。
二一世紀版の中華思想というべきもの、一党独裁体制、それに対抗するものとしての、民主主義という対立の構図は、あまりにも単純化しすぎているとは思うが、とりあえずは、この枠組みで理解するしかないのかと思う。
習近平の考え方の根底にあることとして、文化大革命のことがあるという説明は、なるほどそのようにとらえることも可能かと思う。
そして、国家と国家の対立がどうであれ、様々なレベルでの人びとの交流が重要であるということにはかわりはない。
2024年1月17日記
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