ドキュメント72時間「上野 格安の婦人服店で」2024-01-30

2024年1月30日 當山日出夫

ドキュメント72時間 上野 格安の婦人服店で

婦人服の流通がどうなっているかまったく知らないのだが、余った在庫処分などで格安になる商品があるだろうぐらいは、なんとか理解できる。ブランドなど気にしなければ、このような店が繁盛するのも分かる。

そのように編集したせいかもしれないが、登場する人たち……ほとんが女性であるが……が、みな人生に前向きで肯定的である。服を買うことに、つかの間の幸福を見出している。このようなところが、都会の片隅にあっていいと思う。

ちょっと気になったこととしては……ことばのことについてだが……「かわいい」ということばが多く出てきていた。日本語のなかで、「かわいい」ということばが、多用されるようになったのは、たぶん私の若いころからのことだったかと思う。番組を見ていると、かなり高齢の女性でも、服を選ぶとき「かわいい」と言っていた。

こういうことばの使い方は、私はしない。おそらくは、世代差、男女差があるのだろうと思う。(といって、特にどんな研究論文があるか調べてみようという気にはならないでいるのだが。)

それから、外国人……と言っていいだろう……が幾人か登場していた。今の日本において、いわゆる外国人労働者といわれる人たちの存在なくしては、社会が維持できないということの一端かとも思って見ていた。そのような人たちにとっても、この店は、一時の息抜きの場所になっているようだ。

人生を積極的に生きていくのに、何も贅沢なものはいらない。ちょっとお金があって、それで心が満たされる場所があればいいのか、このように思った次第である。

2024年1月28日記

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