ザ・バックヤード「東京動物専門学校」 ― 2024-04-02
2024年4月2日 當山日出夫
ザ・バックヤード 東京動物専門学校
こういう学校があることを、この番組で初めて知った。いわれてみれば、動物園の飼育員さんたちは、どういう教育をうけてその職についているのだろうかと思う。
二八〇種の動物がいる。ちっちゃな動物園より数が多い。そのすべての動物の飼育を体験しないといけない。
まず留意しなければいけないことが、動物は危険なものであるということ。ホワイトタイガーを飼っているのも、そのためだという。
試験として、餌作りがあるというのは面白い。マニュアルを見ながらやっているのかと思っていたのだが、そうではなく、動物ごとに決められた食材があり、それを切る大きさも決まっている。それを暗記していないといけない。
薪割りもする。ロープも結ぶ。畑で農作業もする。動物の飼育にかかわるあらゆることを学ぶことになる。
この番組は、次年度も続くようだ。続けて見ることにしようと思う。
2024年3月30日記
ザ・バックヤード 東京動物専門学校
こういう学校があることを、この番組で初めて知った。いわれてみれば、動物園の飼育員さんたちは、どういう教育をうけてその職についているのだろうかと思う。
二八〇種の動物がいる。ちっちゃな動物園より数が多い。そのすべての動物の飼育を体験しないといけない。
まず留意しなければいけないことが、動物は危険なものであるということ。ホワイトタイガーを飼っているのも、そのためだという。
試験として、餌作りがあるというのは面白い。マニュアルを見ながらやっているのかと思っていたのだが、そうではなく、動物ごとに決められた食材があり、それを切る大きさも決まっている。それを暗記していないといけない。
薪割りもする。ロープも結ぶ。畑で農作業もする。動物の飼育にかかわるあらゆることを学ぶことになる。
この番組は、次年度も続くようだ。続けて見ることにしようと思う。
2024年3月30日記
「古代メキシコ 失われた文明の謎」 ― 2024-04-02
2024年4月2日 當山日出夫
フロンティア 古代メキシコ 失われた文明の謎
マヤ文明については、その名前を知っているぐらいである。学校の教科書に出てきていたのを憶えている。スペインにほろぼされた、中央アメリカの古代文明というぐらいの認識でいた。
正確な天文の知識を持っていたことが分かるという。また、それが、古代におこった日蝕に関連するらしい。考古学的な発掘から、古代の人びとの世界観はどんなものだったか、考えることになる。
発掘された人骨から、DNAを分析することは、現在では普通に行われることになっているかと思うのだが、これも近年になって手法が進化している。その人のDNAの全貌を解読することも可能になる。
それによって、古代メソアメリカの文明をになった人びとがどこからやってきたのか、たどることが可能になる。生贄が行われていたが、その生贄になった人びとと、支配層であった人びととの関係も明らかにすることができる。DNAとしては、ことなる集団ということらしい。
年縞を調査することによって、古代の気象が分かる。メソアメリカ文明が衰退した時期は、大きな気候変動があった時期ということになる。
この番組は、人文学と自然科学と、両方の視点を融合させようとして作っているようだ。人間にとって文明とは何か、問いかけるところがある。
ところで、番組の最初の方で出てきていた、一次文明。古代に、その地域独自に花開いた文明である。マヤ文明もそうだし、メソポタミア文明などもそうである。では、これらの文明をになった人びとは、どこから来て、そして、どこに行ったのか……たぶん、地球規模でのホモ・サピエンスの痕跡とDNAの調査から、総合的に考える、そのような学問の時代が、もうそこまできている。あるいは、すでに始まっているということになるのだろう。そしてそれは、旧来の「人種」とか「民族」とかの概念に根本的な変革をせまるものになるだろう。その学問的成果をどう考えるかは、社会の問題でもある。
スペインがアステカから持ち去った金は、ローマの教会で装飾に使われている。これを見て、文明の歴史は、そう簡単に白黒つけられるものではない、と語っていたのが印象に残る。
番組の内容とは関係ないかもしれないが、三方五湖にある年縞博物館には行ってみたいと思う。ここでは、過去七万年の年縞を見ることができる。ホモ・サピエンスの歴史である。
2024年3月30日記
フロンティア 古代メキシコ 失われた文明の謎
マヤ文明については、その名前を知っているぐらいである。学校の教科書に出てきていたのを憶えている。スペインにほろぼされた、中央アメリカの古代文明というぐらいの認識でいた。
正確な天文の知識を持っていたことが分かるという。また、それが、古代におこった日蝕に関連するらしい。考古学的な発掘から、古代の人びとの世界観はどんなものだったか、考えることになる。
発掘された人骨から、DNAを分析することは、現在では普通に行われることになっているかと思うのだが、これも近年になって手法が進化している。その人のDNAの全貌を解読することも可能になる。
それによって、古代メソアメリカの文明をになった人びとがどこからやってきたのか、たどることが可能になる。生贄が行われていたが、その生贄になった人びとと、支配層であった人びととの関係も明らかにすることができる。DNAとしては、ことなる集団ということらしい。
年縞を調査することによって、古代の気象が分かる。メソアメリカ文明が衰退した時期は、大きな気候変動があった時期ということになる。
この番組は、人文学と自然科学と、両方の視点を融合させようとして作っているようだ。人間にとって文明とは何か、問いかけるところがある。
ところで、番組の最初の方で出てきていた、一次文明。古代に、その地域独自に花開いた文明である。マヤ文明もそうだし、メソポタミア文明などもそうである。では、これらの文明をになった人びとは、どこから来て、そして、どこに行ったのか……たぶん、地球規模でのホモ・サピエンスの痕跡とDNAの調査から、総合的に考える、そのような学問の時代が、もうそこまできている。あるいは、すでに始まっているということになるのだろう。そしてそれは、旧来の「人種」とか「民族」とかの概念に根本的な変革をせまるものになるだろう。その学問的成果をどう考えるかは、社会の問題でもある。
スペインがアステカから持ち去った金は、ローマの教会で装飾に使われている。これを見て、文明の歴史は、そう簡単に白黒つけられるものではない、と語っていたのが印象に残る。
番組の内容とは関係ないかもしれないが、三方五湖にある年縞博物館には行ってみたいと思う。ここでは、過去七万年の年縞を見ることができる。ホモ・サピエンスの歴史である。
2024年3月30日記
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