「激写!スクープ戦争 〜写真週刊誌・タブーに挑んだ人々〜」2024-06-21

2024年6月21日 當山日出夫

アナザーストーリーズ 激写!スクープ戦争 〜写真週刊誌・タブーに挑んだ人々〜

再放送である。二〇二三年の放送。最初の放送のときは見ていない。

『FOCUS』が創刊されたころ、買っていた。日本における写真週刊誌というものを新しく作っていこうとして試行錯誤のときだった。そのころ、藤原新也の写真が掲載されていたのを見たのを記憶している。

その後、藤原新也の本はいくつか買って読むことになった。特に、『全東洋街道』は、人間の生きていく意味というようなことについて、かなり考えことにつながった。

ともあれ、創刊初期の『FOCUS』は、面白い存在だったというべきだろう。強いていえば、『LIFE』をどこか意識していたようなところを感じもした。フォトジャーナリズムのあり方を模索していた時期があったともいえるだろう。

メディア史的には、何故、『FOCUS』『FRIDAY』などが急速に世の中で売れて、それが、二〇年ほどの間で、逆に急速に凋落していったのか、その理由を考えることになるだろう。その末期は、インターネットの普及時期になるのだが、しかし、まだSNS(Twitterなど)は登場していないし、iPhoneもまだ世の中にはない。今では、かつての写真週刊誌のしめていた位置を、SNSがとって代わっているというべきなのかもしれない。

現代の出版業界の低迷、というよりも、没落とでもいうべき状況のなか、写真週刊誌というものをどう位置づけて考えるのかは、出版史、メディア史という分野の課題ということになると思っている。また、ジャーナリズムのあり方を考えることにもつながるにちがいない。

2024年6月20日記

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